このレビューはネタバレを含みます▼
最終巻は駆け足感がいなめないです。あぁ、この人が犯人(共犯者も)だったのか!という驚きはありましたが、真犯人が分かって、事件の真相を辿っていくんですけど、真犯人の関係者たちが、なにも気付かなかったのか?(歌を妊娠したこと、それまでの経緯)とか、何個か回収できてない事柄があって消化不良でした。(1億の預金の出所や、津寺井が歌を手放したきっかけとか、)7巻を読んだ直後なので読み込みが足らんのか、見落としがあるかもしれないんですけど…6巻までは面白く読めただけに残念です。もう一度最初から読み直してみます。