このレビューはネタバレを含みます▼
いゃ〜、君たち、若いのにすごいなぁ!
すでに立派な芸術家だわ。
芸術へのリスペクトが素敵な作品。
そして、まーエロいわねぇ。
艶やかな身体、液体の多さ、しょっちゅう液体舐めたりもしてるし。可愛いお顔が綺麗にびしょーって。
ケイ君もまさあき君も、若く美しいので下品になってないけど、
これさー、なっかなかのエロさですよ。
しかも、毎回、ちがうテーマ?のセッなんですよね。
ただ致してるんじゃなく、色々状況に応じてなので、全然飽きないです、
シーンも濃密ですが、
セリフの密度が濃くて、相手への切ない想いから、溢れでる衝動による心の声から、セリフがわわわーっとしてます。
時折、どっちのセリフ?
えーっと、どうゆう意味?
って混乱するんですけど、読み直してみて、ああ。
なんて、繊細なんだろう、この子達は、と。ごめんね、おばちゃん、わかりにくいとか言ってさ。
変人だから相手にどう思われても良いなんて、全然ないわけね。特に好きな相手には。
相手への気遣い?嫌われたくないとか、若者特有の自意識とかから、すれ違い、じれじれ、モダモダが続くんです。
特に、コミュ障気味のケイ君が一生懸命気持ちを言おうとして、上手く言えないの。頑張ってて可愛い。
なんでも言えそうなまさあき君も、相手に委ねるようなとこもあってね。
それを懇切丁寧に描いてる。
卒業制作の資料ってことで、始まった体の関係ですけど、2人の様子見てたら、ベロンベロンに好きになりまくってるの、おばちゃんにはすぐわかりましたけどね!?
自分は相手に相応しくないんじゃないか、自分といても楽しくないんじゃないか、でも、絶対自分のこと好きだろ?いや、違うな、ってぐるぐるしまくります。
そして、相手と直接エロエロ致してても分からなかったのに、まさあき君の絵をみて、「そんな!」「いつから?」とか色々いっちゃって(このケイ君の独り言、めちゃ大好き)まさあき君が、女性の情欲とか知るために抱かれてたのではなく、ケイ君を本気で求めてるってことに気がついてしまうんですわ!
ヒューヒュー!最高!
ストーリー最高だし、絵も可愛い。キャラも優しくて健気で。300頁越えで読み応え満載。
でも、せっかくの心の動きやなんかが、ちょっとわかりにくいので、星4にさせていただきました。
好きな人は好きな作品だと思います。