愛されたがりの嘘つき
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愛されたがりの嘘つき

野原滋/香林セージ

読み返したくなるせつない系ハピエン話

ネタバレ
2014年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み返したい、せつないハピエン話だったので★5です。
イラストもイメージにあって素敵でした。
過去の辛い恋愛経験から、相手に踏み込むことができない社長秘書主人公受が、軽い関係しか求めていない社長攻をおもいつつ、その距離でいようと努力。
まさかの攻記憶喪失で、流れ的に恋人だと説明し、攻の部屋で同棲が始まる…
というところまで怒涛のように過ぎ、そこからの記憶のない攻との短い生活で、攻も受もリセットされていく感じの話でした。
記憶を取り戻した攻が、記憶のない間のこのを思い出さないところは、残念でもあり、あえてそれでよかったような複雑な気分です。
記憶のない間の攻がいいやつで、受との関係にせつなくなりました。
作者さん初読みで、これをきっかけに他の作品を探しましたが、あまり出てない模様。
次読むのが楽しみです。
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