八月のらくだ
」のレビュー

八月のらくだ

春原シカ

童話のような

ネタバレ
2025年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ メリバエンド。昭和から平成にかけてしばしばあったテイストで、それを見て育った私や作者さんたちがまた製造して、誰かを育てていくのかも(笑)。流行が繰り返すのはこういうことなのね。もの悲しさとときめきと何か。私は好きなタイプ。これで完結っぽいけど、続きはあるのかなあ?。あるような、ないような終わり方。ひさが急に距離感つめてきたのは、今まで孤独だったんだろうな、と思う。ただ、なつの目は失明したのか一時的なものなのか。何でそうなったのか(砂が目に入ったせいってこと?それとも、他の理由?)。ひさのボウズは贖罪なのか。いろいろ気になるとこはある。これで完結なら、匂わせは匂わせらしく綺麗に匂わせてほしいかも。続きがあるなら、期待させるためにわざとなのかな。どうなるか気になります。
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