25時、赤坂で
」のレビュー

25時、赤坂で

夏野寛子

この作品に出会えたおかげで道が開けた

ネタバレ
2025年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんっっとうに大好きな作品です。世界でいちばん好き!!どんなに沢山のBL漫画を読んでもやはり、ここに戻ってきてしまう。
絵が綺麗だし、何よりも流れるようなコマ割りがものすごく魅力的です。
髪の先から爪まで全てにおいて美。もはやどのコマを見ても粗がなく、読んでいてうっとりしてしまいます。
この漫画に初めて出会った時、先生の絵の美しさに驚愕して、この先生のようになりたいと美術の高校を受験することを決意できました。漫画も大好きだけど、先生に対する憧れも強いな...。

レビューなので、物語の感想を言うと、最後の方で麻水さんが白崎くんのお家に突撃するところが大好きです。
余裕綽々な攻めが、むすっとした感じで玄関先に突っ立ってるのがギャップ萌えでした。胸がキューンとなります..._:(´ཀ`」 ∠):麻水さんの、大人で上品な雰囲気が崩れるところが好き。
あとは、過去回想の入れ方も自然で好きです。
長すぎず、なんなら、短いまであるのに内容がギュっとわかりやすく詰まっているので、昔の関係性とか、気持ちとかがもう、スルスル頭に入ってきます。
こんなすごい漫画マジで見たことない。本当に読みやすい。
テンポもすごくいいし、それこそドラマを観ているみたいです。漫画の中でキャラクター達が動いてる。
セリフもすっごく自然で、本当に現実世界にいそう。

あぁ...。夏野先生がいる時代に生まれてくることができてとても幸せです。こんな素敵な漫画を手に取って読むことができるなんて、薔薇色人生すぎる。
ありがとうございます🥹
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