火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています
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火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています

浅木伊都/SNC

どこぞの...

ネタバレ
2025年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鬼とか結界師とかの花嫁の話より、私はこっちの神様の花嫁のほうが好感が持てるし話も面白かったです。よくある話すぎて辟易するということなく読めました。旦那様の神様に対しては、花嫁にしたいと思って連れてきたくせに途中で弱気になるのはどうよ?とか、神様なのに呪いのせいとはいえ人間の術にかかるってどうよ?とか思ったものの、とりあえずスパダリはスパダリな神様だったし持ち直してくれたので。話が面白いからこれからも続きを読んでいこうとなりました。最初、神様というのは絶対的な存在の世界だと思って読み始めたので、異能持ちの巫とはいえ人間が神に術かけて騙すとか、神を追い落としたり利用しようとする人に「ん?そんなことできる?相手は神だよ?人が太刀打ちできない力というものがあるよね?」となったのですが。外つ国には神がいないとか、この神様たちが外つ国に行ったらどうなるんだ?力は使えるのか?使えないのか?とか、確かに日本特有の神様のあり方だなーとか、まああんまりツッコんで考えたらダメか(笑)
でも寿命の違いは考えずにはいられない。花嫁だけ年を取っていくわけ?子供が欲しいと望んだら?精霊に変化したとしても150年...神はもっともっと長く生きるんだよね?愛する花嫁が死んだ後はどうなるんだ?神によっては歴代の花嫁が何人もいるのかな?等々。完結までにすっきりさせてくれたら有難いと思います(笑)
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