薄明に充ちる【単行本版(シーモア限定描き下ろし&特典付き)】
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薄明に充ちる【単行本版(シーモア限定描き下ろし&特典付き)】

宇野ユキアキ

この世界線の時の流れの妙

ネタバレ
2025年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染で師匠のような宵星をずっと慕ってきた申凰。両家の争いの中で宵家皆殺しの命の元、宵星だけは助ける為に一手に引き受け結果宵星以外は手にかける。50年の時が経ち、命を放った父親が暗殺された事から再び宵星との絆が生まれてきたストーリー。面白いのだがこの世界線の時の流れの妙。50年の月日を経ても姿形が若い。いくら50年の月日を経ても自分以外皆殺しに遭っているのにその相手との距離感が近すぎる。中華な世界では50年の流れは違うのかー?ここに何か意味があるのか?なんて考えながら1巻読了。シリアスだけどシリアスばかりに寄らずミステリーでありファンタジーでありBLであるが1巻ではBL感はふわっとそよ風のよう。
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