このレビューはネタバレを含みます▼
1冊127ページ(1から5まで全部127ページ)
5巻まで読みました。
1冊900円こえるので買うまでは少し躊躇します。
でも127ページしかないのにすごく満足感があるんです。
5巻の私的表題は、別れとぬくぬくかな。
はなちゃんが山を出て誉さんと一緒に暮らせるようになった。
娘を出す時、こんな気持ちになるんだろうかと、何も言わずに背中を押せる親であるだろうか、娘の立場も親の気持ちも分かり、胸が張り裂けそうでした。
2人の生活が始まりぬくぬくでしたが、
誉さんはただの会社員じゃなくて軍人さんなんですよね。軍服を着るとハッとさせられて、なんとも言えない気持ちになりました。
二人が生きているのは戦禍なんですよね‥
戦争という描写は少ないですが、これからの二人が今のように穏やかな顔で生活できる日々が続くよう祈るばかりです。
世界中の戦争がなくなりますように。
戦によって泣く人がいなくなりますように。
6巻を楽しみに待ちます。