関係改善をあきらめて距離をおいたら、塩対応だった婚約者が絡んでくるようになりました(コミック)
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関係改善をあきらめて距離をおいたら、塩対応だった婚約者が絡んでくるようになりました(コミック)

最遠エト/雨野六月

キャラ設定が心理学的に秀逸で学びがある

ネタバレ
2025年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は一般的なぎゃふん系の物語かなと思ったら、一人一人のキャラの生い立ちや、だからこそ生まれる人間関係のトラブルや心理状態、立ち直る過程までが非常に現実的に描かれている。最近読んだ「毒になる親」という心理学の本と同じことを言っていると気づいた時には、マンガなのにすごいと思った。
特に、アーネストがビクトリアをDVしていたのはビクトリアのせいではなくアーネスト自身が悪い人だからである、ということや、親の愛を求めても親は変わらないこと、変えられるのは自分の行動だけであることなど、非常に現実社会に忠実で勉強になる。
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