このレビューはネタバレを含みます▼
原作は完結してます。泣けましたね。そして読みながら泣けるだけでなく凄く考えさせられます。ネタバレというより抽象的な書き方になりますが、それぞれの立場で見ると幸せな終りなんだと思う。う~ん…奥が深いと言うか。これ、登場人物それぞれの立場で見ると感情?精神面?いや…表現できん(笑)とにかく私は考えながら読み、読み終わってからも考えてしまったなぁ…。この世界観だと病名つかないけど現代で言えば病名つくよなぁ…とか。そして感情?心?を少しずつ芽生える事ができた彼。この彼もある意味、可哀想ですよね。魂が修復され来世に向かうわけだけど、じゃ来世はどっちと結ばれるんだろうなぁ…とか。彼に普通に感情があれば歯車が食い違う事はなかっただろうと。今世は食い違ってしまったけど違う幸せを手に入れた人生だったけど、それぞれの立場で考えると奥が深いとしか言えない。幸せってなんでしょうねぇ。ただ感情があるって幸せなんだなぁ…と感じました。