このレビューはネタバレを含みます▼
コミックスから入って、続きが気になって原作に飛んできました。
ストーリーのテンポとか、イザベルの人物とかはコミックスの方がかなり好きです。妖精から、イザベルの魂がぶれてるという指摘があるのに合わせたのかと思うくらい、初期の方はイザベルと前世日本人のキャラがブレブレだったし。
前世の現代日本人としての知識が、一般人のものとは思えないくらい色々開発しまくってるのは、ちょーっとモヤります。
別の作品の悪役令嬢が「前世の知識を役立てたいのに、お勉強熱心ではなかったので、詳しい仕組みなんかがわかりませんのー!」と嘆いてるシーンがあるんですが、メカニズムとかわからん一般人ってそんなものだと思うんですよね。応用できる知識とか、趣味でやってたものなんかの知識は豊富でも、イザベルが出していくアイデアやら知識は、ちょっとチートレベルではなかろうか。
前世でもジャンル問わず何でも読む読書家とかだったなら、まぁ納得できないこともないけど。
それよりも、最新刊6巻を読んでいたら、オリヴァーがイザベルに会いに来たところから妊娠発覚までの部分が、4巻と全く同じだったのは誤植か何か何ですかね?気のせいかと4巻読み返したら、オリヴァーも大きくなったのね~としみじみ→フローレンスの言動から妊娠発覚、までのシーンがやはり同じでした。
4巻ではその後にミランダから絶対安静を言われて、正しい妊娠知識を広めなくては!とイザベルが決心する、6巻ではオリヴァーがイザベルの妊娠を父にも報告に走る、という展開が違いましたけども。
思えば、5巻冒頭で妊娠8ヶ月描写があった割には出産に到るシーンが無くて、イザベルは相変わらず動き回ってる描写ばかりでおかしいなぁとは思ってたんですが。まさかそこら辺すっ飛ばして更に2人目妊娠とかはありえないですよね?
5巻冒頭で大きくなったお腹を撫でながら過去を回想してましたけど、そこから続いて、6巻のそのシーンで現在に戻ってきたとか?回想はいいですけど、巻を跨ぐのはどうなんだ...。