ダンジョン飯
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ダンジョン飯

九井諒子

最初は勘違い…

ネタバレ
2025年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 飯テロというジャンルが出てきてドラマやアニメで放送され始めた何年後かに、某古本書店にて確か2巻か3巻セットだったのを購入。私自身、料理するのが好きな方なので、何か美味しそうなのがあったら試してみたいな~と思い購入したのですが。。。ええ、とんだ間違いです。買う前に中身読めよ私…立ち読みできるんだから…と、自分を罵った事をよーく覚えています。それでも何か役に立つかも!と思い、7巻まで発売日と同時に購入、そしてようやく気付く…この本は実際の料理になんの役にも立たん!(ちょっと言い過ぎですかね…でも、早く気づけよ…笑)と、それ以降、新刊を手に取ることがなかったんです。
ところが数年後アニメ化され一気にのめり込み残り7巻を書店で即購入。
この本の凄さはありもしない食材で本当に美味しそうな料理が出来上がる!そしてその味がなんとな〜く想像出来てしまう不思議!これはほんとに凄い!と思いました。
そして、何よりファリンを助けるという思いのライオス兄さんの執念です。といっても兄弟愛と言うよりは兄なのだからという責任感の強さ!…ん~違うかな、天然故の楽観的思考?いや、兄としての責任感がないと成立しないような…。
なんにせよ、この兄大丈夫か?と思わせながらも最後までファリンを助け出すまでの道のりは、はらはらしながら夢中になって読んでました。
私は最初に手に取った動機が不純でしたが、皆様にこう告げたい。
この本を参考にしても美味しい料理は作れません!でも、心は満たされます!と
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