このレビューはネタバレを含みます▼
寮で同室の先輩でゲイのスイと一途な後輩春虎のお話。
１巻で完結したと思っていたら、この度２巻が発売されてとっても良かったのでレビューを書くことにしました。
１巻では入寮早々ゲイばれしてそのことでからかわれいじられ続けるのを躱すために何でもない「ふり」をしてマスクで顔を隠して自分を偽ってきたスイと新入生の春虎が同室になって始まる２人の関係が描かれています
シャイでとても優しいスイと真っ直ぐで頑張り屋の春虎が互いに惹かれあっていく様が読んでいるこちらもキュンキュンして何より春虎の一途さが良かったです
お互い気持ちを伝え合い恋人になった２人のその後が２巻では描かれています
スイが３年に上がる時、受験の為１人部屋にうつることになり、２人が同室でなくなるところから、家族や知人へのカミングアウトなど、より現実的な問題に２人が立ち向かって関係を深めていく様が描かれていて、スイも春虎が居てくれるから強くなれるし、春虎も悩みながらスイの為にがんばっていける。２人で成長していくのを見守れて本当に良かったです
２人ならこの先も大丈夫だね
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