ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)【分冊版】
朝霧あさき/セレン
このレビューはネタバレを含みます▼
長いこと広告バンバン出てきてたのと、男体バージョンが好きなのでちょろっとだけ読みました。で、ヒロインの変な口調、あと広告でも出てた、ヒーロー可愛い萌え~オタク感が無理でリタイア。ヒーロー可愛い可愛いしてる、読者の代弁者や投影先役割みたいなヒロインも一キャラとして魅力的に感じられず苦手ですが、そのヒロインが可愛い可愛いしているヒーローが正直可愛いと思えないを通り越してきつい、と感じて読めませんでした。簡単にやられたりヒロインに守ってもらったり赤面はわわ……可愛いヒーローを魅せたいのかもしれませんが、守り役守られ役、お姫様役王子様役の振り分けのせいで強いヒロイン・かっこいいヒロインを魅せる為の舞台装置、或いは踏み台役になってる感が出てきてるような。どっちかにお姫様させるとかどっちかが一方的にどっちかを猫可愛がりするんじゃなく、共闘したりとかの方が凸凹感や非対等さ、引き立て役感が無くて良かったかも…。男らしさとか女らしさとかを壊してて良い的なの見るけど、そもそもお姫様と王子様に役割振り分けてたら結局それは「らしさ」による縛りじゃない?ヒーローがヒロインとか男女逆転とか言われてるし。揺るぎない信念や生き様を持つかっこ良さを見たかったけどヒーローにもヒロインにもそういう芯のある魅力が無く、上部の可愛いさやかっこよさで飾った感を感じて違和感。芯の強さのあるタイプなら可愛くてもまだ好きだったんですが、このヒーローはそれも感じないのが好きになれなかった
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