彼らは学び足りないだろうが…





2025年4月5日
大石君の思考回路がハッキリ言って幼稚だけど、その幼稚な気持ちを哲学者たちの言葉を借りて滔々と説明するシーンが面白すぎる!そして奔放だけどちゃんと知識人である周囲の学友たちが、すぐ「つまりこういうことか…」ってなるのも笑った(笑)みんな超高倍率の受験を勝ち抜いたエリートなのに何ていうか紛うことなきダンスィってやつだなと(笑)大石君の過去話はサラッと終わったけど、むしろ2巻内でうまく纏まっているしそんなに掘り下げるエピソードではなさそうだったから気にならなかった。完結済みなのは正直寂しい、愛着の湧くキャラクターばかりだし、もっと細かいエピソードも読みたい!と思ってふと気がついた。タイトルの通り彼らはまだまだ学び足りなくて、読者は全くもって読み足りないということかと。

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pyonkichi さん
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