はじまりの魔法使いは生贄の乙女しか愛せない
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はじまりの魔法使いは生贄の乙女しか愛せない

クレイン/ウエハラ蜂

初代国家魔術師長×生贄の乙女

2025年4月8日
「ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける」シリーズ3作目。1作目と同じ世界の300年前のお話です。

魔物が跋扈し、遠くない未来に人類が滅亡するであろう世界。人類最後の王国では魔法が確立しておらず魔力を持つものは忌むべき存在として差別されていた。
魔力をもつ子どもの多くは施設に捨てられる。施設は非人道的な環境で、魔力を持つ子どもたちを魔物の餌にする目的でただ生かしている。
そこで出会う2人の少年少女、というところから話が始まっていく。

子どもの頃のお話が濃く読み応えがあった分、ヒーローとヒロインが大人になった後のメインのお話が薄く感じてしまった。
うーん、⭐︎3.5というところ。
シリーズ1作目のアリステアとララは師弟時代の場面が少しだけ出てきます。
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