このレビューはネタバレを含みます▼
王太子婚約者令嬢はやれやれ系。王太子も聖女見習いに対して小動物と遊ぶような感じだったので令嬢同様彼女に対して何とも思っちゃいません。令嬢もそれを知っています。お互い国を支えるという大きなお役目があるから雑魚には構っていられんのです。何も知らない一般市民をペットとしてみている王子も令嬢もなんなんでしょうね。いい御身分ですからね、下々の者には高貴なお方のお考えなんてわかりません。こんな人の元では働きたくないけど周囲も類友ですから。平民はなんも考えずペットのように従ってればいいのです。子爵令嬢は王道冷遇婚約者ざまあ系。定番の話です。一番読みやすいしスッキリ。宰相息女は自分の才を発揮させるため殻を破って成長する系。自分はできるのに何で貴女ははできないの?なんてしれっと聖女見下してます。ていうか、そりゃご令嬢と市民の教育とか違うでしょ?そこ分からないでやれやれがっかりってね。それで才女て草。いいのです。高貴な方々は平民の事などこれっぽっちも理解できなくてよいのです。関わり合いのない世界ですから。でもまあ皆つよつよ女性なのでそれぞれ自身の幸せをつかみ取ります。WEB小説版には聖女見習いの話もありますがこれも載せるのかな?彼女もなかなかのつよつよメンタルでその後自分を振り返り反省し、自分の居場所をつかみ取ります。どの娘たちもどこか上から目線というか一般人とは違うのよオーラが出ててナチュラルに人を見下しており鼻につきますがうまくまとまっている話です。つよつよ女性のざまあ話スキーって人なら最高だと思えるんじゃないでしょうか。