ウィッチウォッチ
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ウィッチウォッチ

篠原健太

舌を巻く見事な伏線、綿密に練られた設定

ネタバレ
2025年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 篠原先生が18年前から大好きです。長期連載作品では前々作のスケットダンス!漫画、アニメ共に子供の頃の青春でした。そこから彼方のアストラ→ウィッチウォッチときて、やっぱり最高だな!と変わらずに好きな絵や作風であり、大好きな作品となっています。
ここでその良さを書かせてください。長文となってしまいますが…皆さん、お付き合い願います。
まずキャラの背景や設定がさすが!
ここから少しネタバレです…
キャラの名前が
モリヒト→ヒト(1)、守り人
ニコ→ニ(2)
ミハル→ミ(3)、見張る
カンシ→シ(4)、監視
ケイゴ→ゴ(5)、警護
(更に バン→番)
と、部屋番号のプレートから分かるように数字となっており、更には使い魔たちはみんなWatch(この作品では見守るもの)から関係のある名前となっています。後から出てくるキャラもいるので、気づいた時に「おぉ!前から考えていたのか⁈」となりました。そしてその裏にある主要キャラや親たちにもなかなかの背景があります…(え、あなたにそんな秘密が?というキャラも…)
そして、文化祭にてウィッチウォッチというタイトル回収がお見事でした!
次に内容!思わず笑ってしまうギャグ回と時々くるシリアスの絶妙なバランス加減やアクションのかっこよさ、さすがとしか言いようのない篠原先生の持ち味が出ています!(作者の篠原先生がアシスタント時代に携わっていた空知先生もギャグとシリアスの入れ方がさすがでした。そんな空知先生も実は作中に…笑笑)
ギャグ回では、あまりに面白くって声を出してしまうほど!きっとお気に入りの話がいくつもできますよ!私のおすすめは、モイちゃん自己紹介の回とカンちゃんの内職の回、モイちゃんの誕生日の回です。
更には、ギャグ、シリアス、アクションだけでなく恋愛ものとしても最高です!恋愛が苦手な人も思わず応援したくなるはず‼︎
そして、魅力的なキャラクター達!
メインキャラだけでなく、クラスメイト、生徒会、後輩、家族など巻数が進むたびに出てきますが、キャラがごっちゃにはならない!なぜなら一人一人がなんとも個性的で魅力的だからです。そのキャラクター同士の関係性も見所となっています⭐︎
このようにたくさん語りましたが、最後に言いたいのはウィッチウォッチ最高!ボイコミ、スケダンと共に愛読しています!
それからアニメ化もおめでとう!毎週楽しみに観ています。
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