死んだ王妃は二度目の人生を楽しみます お飾りの王妃は必要ないのでしょう？
なか/黒野ユウ
このレビューはネタバレを含みます▼
胸を打つお話。復讐心は誰も救えないし、誰も幸せには出来ない。日々の幸せを噛み締めながら感謝して生きられる事はなんて幸せな事なのだろう‥‥。
現世でヒーローとヒロインが前を向いて幸せに生きていく事、それが命を捧げた人への何よりの餞となる。
１度目の人生で元夫がヒロインにしてしまった事は、許される事ではないが最期に彼が願った事が、彼の本質だったというのが本当に切なかった。もしまた生まれ変われるのであれば、その世で彼に幸せをもたらしてあげて欲しいと切に願う。ヒロイン良かったね、ヒーローとお幸せにね。
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