青のフラッグ
」のレビュー

青のフラッグ

KAITO

ラストがピンと来なかった

ネタバレ
2025年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今月から開催されるジャンプ+展に、この作品も仲間入りしていたので読んでみました。
高校3年生の大切な時期に、進路と並行して絡む恋愛が複雑で重かったです。読み応えはタンマリありましたが。
登場人物の殆どが、自分の気持ちや考えを言葉にするのが巧くてスゲェってなる。言わなきゃ伝わらない……ほんそれ。
主役の1人のトーマ君はゲイでは無くて、太一だけが恋愛対象っぽいかな?何でも器用にこなすタイプ。外見にも恵まれたキャラ。
もう1人の主役の太一は…地味。いっぱいいっぱいになりがち。トーマの事は親友として見ている。彼女持ち。
大事な場面が多々あり。周りの人達も首を突っ込んだり茶々を入れたりで生き生きとしたキャラ多数。みんな一生懸命だなぁ。友人に恵まれててジーンとする。

……ラストが唐突スギ。太一は完全にヘテロだったのに、何があってトーマ君と結ばれたの??
長い辛い片思いから報われた、幸せいっぱいであろうトーマ君の顔も拝ませて貰えず不完全燃焼。
私は最終巻が出てから5年も経って読了しましたが、当時読んだ人たちは納得できたのだろうか?
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