【単話】としのさ夫夫
」のレビュー

【単話】としのさ夫夫

たつもとみお

はあぁ〜、全て良い意味でね!

ネタバレ
2025年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 穏やかで、ゆっくりと過ぎていく、何処にでもある日常生活。 大きな嵐は無く、時折、つむじ風程度のトラブルが二人の間に生じるくらい。 今時、二人がゲイカップルなんて珍しくもない。 これでどれだけ続くのかしらと思っていたら9巻ですよ。
初刊読んだ時、14歳差はちょっときつくないかいとの、私の考えは潤也君の72%ビターチョコよりも濃い〜ぃ愛と、爽やかな顔に似合わずのドエロい脳内と下半身と、将来の着地点が介護の庇護欲に、こちらは完璧に打ちのめされたでございます。 これほどの溢れんばかりの愛を示されても朝のキスは歯を磨いてからと抵抗する啓司さんの気持ち。 私も年寄りだからわかるよ、うん、うん。 それをなぎ倒してもキスしちゃう〜ぅ。 更には、今まで何気なく食べていた潤也君お手製のお食事。 え〜、それって、そうだったの〜ぅ。 うわっ、はわっ、う〜ぅ。 なるほどねぇ、ひとえに健全な腸内環境の為の、お互いウィンウィンのお食事でございましたか。 次々とわかっていく真実に、これ緩やかなお話では無く、かなりエグい。 いや、良い意味でね。 好青年ぜんとしている潤也君ってさぁ、か〜なりヤバい。 いや、良い意味でね。 レビュアー様が書いてらっしゃるように、私も二人の出会いから恋愛へと進んでいくお話を読んでみたいです。 経済力有るのに、ないように見せかけていた潤也君ってば、すでにこの時点で爪研いで、虎視眈々と啓司さんのことを狙っていたんですよね? ね〜? うわっ、怖っ。 いや、良い意味でね。
いいねしたユーザ8人
レビューをシェアしよう!