ダイヤモンドの功罪
」のレビュー

ダイヤモンドの功罪

平井大橋

野球漫画なのに胸がキリキリ痛む

2025年4月20日
何をやっても秀でた才能を見せる天才小学生の主人公が、能力の高さゆえに周囲が良くも悪くも狂ってしまう…。自分のせいで誰かが傷つくことを気に病み、それでも人との繋がりや野球の楽しさから逃れられずもがく…。
凡人では思いつかないようなことでも主人公は「出来てしまう」ため、周囲はその特別な彼を中心にしてしまう。
ただ楽しく野球がしたい、誰かを負かし傷つけるのを嫌がる主人公がどんどん魔王のようになっていきます。これからの彼、彼の周囲を思うと胸が苦しくなりますが目が離せません。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!