午後の光線
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午後の光線

南寝

うつい青春

ネタバレ
2025年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなか、ハードな世界線を生きてる中学生二人のお話。
BLだから歪んでアンバランスで美しいような思想を持つ、というわけではけしてないと思う。
けれど、文学的と言われるBLはそういうのも多いなと思う。あ、来ましたね、と思う。
うつい思考で悶々と脳内であれこれ長々と考え込んでだいたいいいことは起こりそうでおじゃんになり、悪いことはがつ、と怒る。最後はあまりハピエンじゃない話、というのが文学で名作と呼ばれるのは個人的には疑問がある。
だいたいそういう話に限ってなにもハードな世界は変わらないことが多いからだろうか。
こちらのお話も表紙の通りな感じのストーリー展開になっている。スッキリサッパリ甘いのとか好きな人はお気をつけ。
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