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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 山賊ダイアリー

    岡本健太郎

    ヒヨドリとかカラスとか
    ネタバレ
    2025年4月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 猟師の資格持って、いろいろ狩る漫画家さんのエッセイ。
    その辺でも見かける野鳥を食べたりしている。
    病気とか大丈夫なんだろうかと思うけれども見た感じちゃんと正しく処理して大丈夫そう。
    獲物との言葉ないけどなにかが通じている戦いがなんだかすごい。
    山鳥、というのをこの漫画で初めて知りました。
    キジとは違う山の奥深くにいるめっちゃ綺麗な鳥。
    こんな絶対に数が多いわけない綺麗な鳥を狩っていいのが信じがたい。
    ヌートリアという存在も初めて知りました。
    そんなにたくさんいるの??
    知らない世界を見れて面白かったです。
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  • 星の王子さま

    サンテグジュペリ/池澤夏樹

    新訳ってけっこうありがたい
    2025年4月28日
    星の王子様の新訳本。こういうので最初に訳した人のままずっと、でだいぶ読みずらいのも多いので助かりますね。
    誰もが知る大名作。
    ツンデレの薔薇とかなんだかこう、生々しいなと思います。
    いろいろ夢のあるかわいいエピソードが続くけど、深読みするとけっこう怖い。
    最後毒蛇に噛ませてアレですからね。
    うわばみが象を飲み込んだ絵とかおもしろいなあと今も思います。
    アニメ映画で謎の続編とかありましたけどアレハナイって感じでしたが…
    はるか太古の昔に日本でもアニメやってた。
    すごく見たかったんだけどもいまいちいつやってるのかよくわからなくてOPとかの歌の辺りの動画しか覚えてない。
    彼が戦争で死なずに生きててくれたらどんな作品を世に送り出してたんだろうと思うと切ないです。
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  • トラベルはとにっき

    藤田里奈

    再びフランスへ
    ネタバレ
    2025年4月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ はと日記の連載終わられてリフレッシュのためにふたたびフランスほかイギリスなどヨーロッパへ行かれた作者さん。
    絵柄が可愛いし話おもしろいしでさくさく読めます。
    こちらのだいぶ値下げされてる(;'∀')
    しかしこういうエッセイ漫画って紙のはあんまり重版されないから電子で残ってくれてるのはありがたい。
    荷物を持ってくれる外人のエピソードとかそのまま盗まれるのか?と変にドキドキしました。
    大丈夫でした。
    テロとかコロナとかなんも心配してなかったころにヨーロッパ旅行できたのほんと貴重だったんだなとしみじみ思います。
    いろんなところの旅行記書いて欲しいです。
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  • フランスはとにっき

    藤田里奈

    珍しいフランス留学エッセイ
    2025年4月28日
    これブログのほうで見てました。
    親しみのある作者さんが、フランスへ。
    いろんなカルチャーショックが面白かったです。
    今見ている時点で1冊70円に値下げされてて驚きました。
    違う種類3冊で値引きクーポンであと70p違う漫画!と思ったらぜひこちらを買ってほしいです。
    海外留学、旅行系ではかなりおもしろいほうです。
    電車で窃盗団にあった話とか、同居のイケメンな女の子の話とか、すごい覚えてます。
    ガイドの女のこと住んでた時がパワフルで一番おもしろかったです。
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  • 金の国 水の国

    岩本ナオ

    アニメ映画も傑作
    ネタバレ
    2025年4月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 品のいいお姫様と飄々とした有能ニート青年の恋物語。
    一巻で完結してるのが驚き。
    ヒロインはちょっとぽっちゃりしたルックスに引け目を感じている。
    けれどこの彼女がめちゃくちゃ魅力的に見えてくる。
    ヒーローの方も国一番の賢い男に本当になっていく。
    家族から虐げられて追い出され超絶イケメンに拾われるような結構美人なヒロインのこすり抜かれた下剋上の浅い話とは一線を画してる。ヒーローの知的な活躍が爽快。
    グロエグなくてファミリーで見れる良質漫画。アニメも最高なので是非見てほしいです
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  • つかれたときに読む海外旅日記

    五箇野人

    夢のある世界流し旅
    2025年4月27日
    恐らく、この世界各地の怖い目にあいそうでほっこりしたエピソードの何十倍と本コワエピソードはあるんだと思う。
    しかし、あえて感動だけを伝えるスタイル、なんかいいことだけ読みたい時にはうってつけ。
    重いエピソードばっかり聞かされても大事なことが伝わるとは限らない。
    いつも、衛生面は特に気を付けてるといいつつ、ヤバそうなご飯を食べてるので、その後大丈夫だったのかな~と気になります。
    本当に世界放浪とかしたい人は激重リアル情報をがっつり仕入れて知識も身体も武装してから最後に、行きの船とか飛行機でこの漫画を読んだらいいと思います。
    いいね
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  • 東南アジアなんて二度と行くかボケッ! ……でもまた行きたいかも。

    さくら剛

    せっかく辿り着いた楽園から野生の世界へ
    ネタバレ
    2025年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 鉄格子無しの建物では明日の朝日を見られない南アフリカからいろいろ未知の地獄を踏破してやっとたどりついた楽園、シンガポール。
    読んでるとそこにもここにも安心の日本食が出迎えてくれるチートさになんか思ってたんと違う、と思ったら虎もいるジャングルに鉄格子の無いハウスで一夜を過ごすことになっていた。
    ユーチューブも無い時代に、安息の地へ来ても尚自分を地獄へ追い込む系の旅路をいく作者さんがすごいなあと思う。
    もう少し遅ければそこそこ有名なユーチューバーになってたと思う。
    彼の冒険に小さな理不尽な冒険を繰り返している身としてはなにかこう、ホッとさせられる。
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  • 海外旅行なんて二度と行くかボケ!!

    さくら剛

    自由気ままなディープ海外一人旅のリアル
    ネタバレ
    2025年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いろんなとこに行かれてる作者さんのいろんなエピソード厳選してます。
    後半の方は北のあの国へ!
    ジンバブエで全財産盗まれて警察に行ったら秘境の村の占い師のばあさんに犯人を占ってもらえと言われてほんとに行ったエピソードとか、カオスすぎておかしい。
    連休前と後にニュースで何度も使いまわされる空港の家族連れ、特に子供のマウントの頂点からの期待と満足コメに部屋の中から舌打ちしてる人にはスッキリする内容かと思います。
    1割のキラキラ、9割の生々しい地獄。
    やっぱり海外なんか行かなくてよかった、まあ行けないけどとセルフツッコミしながら連休中カップラーメンでもすすりながら流し見するとより楽しめるかと思います。
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  • 中国なんて二度と行くかボケ! ……でもまた行きたいかも。

    さくら剛

    ぶらり中国の旅をしたい人は読むといいかも
    ネタバレ
    2025年4月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな彼女を追いかけて、アフリカの南端南アフリカからだいぶ遠回りして辿り着いたかの国。
    前書きだけでも相当なかの国への深い愛が感じられてだいぶ笑わせてもらいました。
    アフリカ、インドが規格外に壮絶、これこそが異世界という感じだったので、かの国がこれでもまだぬるく感じられるくらいではありました。
    しかしやはりトイレ事情とか、最新式のぴかぴかのバスにおじいさんが腕を挟まれて腕が生えたまま去っていく光景とか、まあ今もたいしてかわらないんじゃないかなあ、と思います。
    ちょっとかの国ディープ旅をしたい人、した気分になりたい人にはおすすめ。
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  • インドなんてもう絶対に行くかボケ! ……なんでまた行っちゃったんだろう。

    さくら剛

    インドをさすらいたい人は読んだ方がいい
    ネタバレ
    2025年4月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まだユーチューブも無い頃、ブログ全盛期あたりだったかにこの人の世界一人旅行記を読みました。
    時代的には湾岸戦争あたり。
    アフリカからまさに戦が始まる五秒前的なあのへんを通り、まああんなことしてるあそこなら今ああなってるのも充分理解できるという感じの、彼以外でこういうこと書いてるの見たこと無いありのままが書かれていてけっこうおもしろかったんですが、そこを通り過ぎ、ツルッツルに凍り付いた柵も無いパキスタンの冬山を運動靴で登ってるあたりからスタートします。写真めっちゃめちゃ怖い。
    前書きのかの国に求める事20箇条みたいのがすごい笑える。いや今だいぶ笑えなくもなってるやも。
    これを読んだ後、ちょっととらぶってかの国の会社に一万吸い取られたので心から共感できます。
    ディープなかの国に行った気分になりたい人にはおすすめ。絶対に行きたくないと思ったけど
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  • アフリカなんて二度と思い出したくないわっ! アホ!! ……でも、やっぱり好き(泣)。

    さくら剛

    ぶらりアフリカ横断したい人は見た方がいい
    ネタバレ
    2025年4月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルがだいぶアレですけど、ユーチューブ流行るだいぶ前湾岸戦争始まるちょい前くらいのアフリカ横断一人旅エッセイ。
    この人このままインドとか通って中国あたりまで帰ってくるんですよたしか。普通にすごい。
    赤裸々な旅のドタバタがコミカルな文体で書かれていてめちゃくちゃ面白いです。
    アフリカ篇の文章がいまだに頭によぎります。
    アフリカの上の方の国で永遠にどこでも流れるアーベーベーアベーて歌とか。
    その国の印象が激濃い。郷土料理が今まで見た外国飯の中で断トツでまずそうだったり、たぬきの〇だまりみたいな、まあ、誰も掃除してなくてスクワットしないとできない壮絶トイレとか、闇に溶けて消えていく電車の乗客とかーー
    いいことばかりじゃないけど、それがまた親近感わいて面白いです。長い休みに行った気分になれるかも。
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  • 死神の矢

    横溝正史

    あたりを引くまで
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 娘の婿として矢の勝負をさせる博士、という時代劇みたいなことを言い渡す父親が出てくるけれど、婿選びが本命じゃない本作。
    全部見終わった人のための人物相関図が欲しい。
    この作品、犯人は一人は限らない。というのがすごいおもしろかった。
    犯人の動機はやっぱりねっとりしている。
    犯人が殺したい人はこの3人の中のどれかで、どいつもこいつもろくでなしだから全部、ね、という大雑把復習系。
    年の離れた恋とか、彼の作品にはなかなかいろいろ自由な恋が出てきて面白い。
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  • 名探偵・金田一耕助シリーズ

    JET/横溝正史

    悪霊島の表紙がセクシーすぎる
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 横溝正史氏の本の表紙、セクシーなの多いけどこれは特に。
    いつも思うけど悪霊島とか、島の名前が怖すぎる。
    原作、今だと完全映画化は無理そうな気がする。
    表紙を裏切らず、遺作となったこのお話はいろいろセクシー。
    今風にアレンジして深夜アニメとかでやらないだろうか。
    厳格な家長に人生を踏みにじられ狂わされる系の話がけっこう多い。
    歪んだ愛憎劇の、じめ、というかねっとりじっとりした陰湿な感じが好きな人にはたまらないかと。
    まあ今風にわかりやすく書いたのが金田一少年だなあとは思います。
    こっちが本家なのにこのミステリーが進んでいく展開とか見たことある!て思ってしまう。
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  • 金田一耕助ファイル 全22冊合本版

    横溝正史

    金田一全部盛り
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 電子だからこそできる金田一シリーズ全部盛り。
    犬神家も入ってる。
    自分の記憶の中で犬神家と八つ墓がどうも混ざってたようで、火傷の後がある青年と押しかけてくるおっかない三姉妹(若作りにけっこう無理がある)父親に愛されなかった娘は何を求めればいいんですか、となんか誘拐された娘と誘拐した男の話が混ざっていた。
    今回、犬神家があのスケキヨの話とはっきりわかりました。
    しかししばらくしたらまた混ざりそう。
    映画になると話変わったりなんか混ざった?みたいなのもあった気がします。
    遺産相続の愛憎劇、じっちゃんの話見てると孫の話は本当にここから来てるんだなとみょうに納得しました。
    はじめちゃんのビジュアルであの漫画家さんにコミカライズしてほしい。
    いいね
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  • 金田一耕助ファイル

    横溝正史

    この表紙がまず怖すぎる
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 昔、謎に数冊どこの家にもあった金田一シリーズ。
    表紙が怖いやらセクシーやら。
    アダルトな内容なのか?とワクドキしたもんですが。
    この角川文庫の表紙が同じ人が書いてるのかわからないですが、センス抜群、美しくもめちゃ怖くて、こういうミステリーものの表紙では最高ですね。
    八つ墓村。初めて見たのは子供のころ、寅さんの人が出てた映画。
    洞窟の中の暗渠で顔だけ出して死んでるおばあさんを見て、後ろから鎧武者来るやん。
    死ぬ!ほど!怖くてその1シーンで逃げた。
    後にちゃんとみましたが。
    じっとりした因縁が渦巻いてますね。
    映画の方はけっこう、たくさん出てるけど改変されてるんだなと知りました。
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  • 土かぶりのエレナ姫

    晴海ひつじ

    転生したら農業をやりたい
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前世はランドセルを背負ってた日本人の女の子。
    病弱で療養先の田舎で農業に触れ、子供だけど農業のことをめちゃくちゃ勉強していたけれど、命の灯はつきてしまい、転生して貴族の令嬢に。
    記憶を思い出したら元気な体でやりたいことは一つ!農業王に俺はなる!という鉄の意志に目覚めて親に農業やりたいって言ったらそりゃ反対されて苦難の道へ。
    なんとか農園を手に入れたところで運命の王子様との出会いが!
    すごいですね。農業も王子もゲット!
    国の農業も前世の知識で大発展。
    国もよくしていくのがいいですね
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  • ウィズレイン王国物語 ~竜が花嫁~【単話版】

    すぎの/雨傘ヒョウゴ/LINO

    竜が花嫁とは?
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 養女でしいたげられ系ヒロイン、タイトルでん?竜なんじゃないの?と思ったらば、なんと前世が竜!
    それも勇者に倒される方じゃなくて背中にのっけていっしょに戦ってた方!
    そんな勇者も今はおじさんかおじいさんか、と思いきや、ドイケメン若い国王に転生してました~。
    竜が人間に転生して前世勇者に会いに行くとか、ロマンがいっぱいですね。
    表紙の竜っぽい赤毛に炎をまとい、目に鋭さを持つ国王がじっと彼女を見つめてるの最高です。
    単話ずつさくさく読めます。
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  • 守り人シリーズ電子版

    上橋菜穂子/二木真希子/佐竹美保

    全シリーズアニメ化してほしい。深夜で
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1期だけアニメ化され、その後の話は実写化されてるのもありますね。
    バルサがかっこいい。ここ最近のツエー系女子の中でも断トツでかっこいい。
    王子なのに、変な妖怪みたいなのの卵が入ってしまった少年王子が無事に卵を出せて帰ってからも父王が冷たくてけっこうかわいそう。
    めちゃくちゃなりあがっていくとか、映える展開、というわけではないのがいいところだと思うんですよね。
    異世界でも、ご都合なチートは無く、苦労したり、葛藤したり。
    読みごたえはすごいあります。
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  • 獣の奏者 全5冊合本版

    上橋菜穂子

    アニメにもなった本作
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ NHKでアニメやってましたが今なら深夜でしょうね。
    お母さんとの別れのシーンは子供にはきつい。大人もきつい。
    異世界ワニみたいな竜にパクパクとかびっくりした。
    架空の獣、狼の頭に身体がワシみたいな巨大な獣に魅入られた女の子。
    大空を飛べるはずの獣が飛べなくなってるカラクリとか、飛んだ時がすごかった。
    エリンを助けようと育てたケモノが口の中にぱくってして飛んできてくれるのは最高だった。
    最後はケモノごと落下して、落下した人特有の、とかいうなんかぺらぺら獣の事を話してこと切れるエリン。
    最後まで容赦ねえなあ、と思ったものでした。
    異世界恋愛脳小説なら異世界の獣を操れる能力を持って追われたけどイケメンに助けられてモフモフとゆるふわライフを楽しんでます、という感じのタイトルでもっと幸せだったろうに、そんな甘くはない。イケメンは出てくるけども。だがそれがいい。
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  • 銀河鉄道の夜-宮沢賢治童話集3-(新装版)

    宮沢賢治/太田大八

    いろんな媒体で出ているけれど
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 不朽の名作、銀河鉄道の夜。
    いろんな媒体で出てますが、小説で一度は読んでおきたいお話です。
    アニメも見たし、プラネタリウムのすごいきれいな映像で見たこともあります。劇も見た。
    ジョバンニをいじめてた嫌な奴を助けてカンパネルラが死んでしまうの未だに納得いかない。
    すごいきれいだったんですけど猫のアニメでなく、人間バージョンでアニメ作ってほしい気もします。
    死へと向かい、星座を旅する。
    哀しいけれど美しい。
    サソリの底の見えない穴とかすごい怖い。
    カンパネルラが死んでしまうからこそ、ずっと人の心に残っているのかも。
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  • 宮尾登美子

    時代劇小説で一番面白かった
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 発売したころの表紙がきれいですごい好きだったんですけど使えなかったんですかね。
    烈、という名前の通り気性の激しい酒蔵の娘のヒロインと、その叔母、そして家族のお話。
    叔母がめちゃくちゃいい人で、彼女の心が通じて烈が変わっていくところとか、完全に目が見えなくなってしまう絶望と立ち直る希望と、ほんとに感動する名作。すごい引き込まれるし、胸アツ。時代劇じたい苦手なんですけどこの小説は突き抜けて面白かった。
    朝ドラか大河でやってほしい。映画はやってたと思う。
    お父さんが16才だかめちゃくちゃ若い嫁を遊郭から連れてきて、息子を授かるけどかわいかったのに急死してしまったあたりすごい覚えてます。その後この嫁は田舎で不愛想なタバコ屋のばあさんになっているという。
    頭の中で自分が頭がいいと思ってる論破みたいの延々こねくり回して最後勝手に自滅していくような男の話はかけらも名作だと思わない。異常なクソ意地の悪さだけが悪目立ちする話を書くために不自然なゆがんだ関係をこねくり回して不幸すぎる話も同じく。一人の少女の闇から光へ力強く歩き出すようなこの話みたいのが本当の名作というんだと思う。
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  • 王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います

    南乃映月/狭山ひびき/硝音あや

    大きい字で主張したい
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃきれいな美男美女の表紙に主張したい婚約破棄ともうバカのふりがすごい大きく書かれてるのが印象的ですね。
    王太子からバカのふりしろと小さいころ言われて言われたとおりに完璧にそうしてたら、ほんとにバカだと思われて婚約破棄されてしまうという。そこに俺だけは君のことわかってる第二王子が猛アタック!
    麗しいナーロッパ王国で繰り広げられる陰謀とロマン。
    けっこう続いているのでかなり人気みたいですね。
    ヒロインの本当は才女な部分がいっぱい花開いてスカッと難問を解決していくのがいいですね。
    いいね
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  • 火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています

    山田こもも/浅木伊都/SNC

    やわらかスピリッツ女子部
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あのスピリッツにそんなのあるんだと吹きました。
    異世界マーガレットとか、雑誌なのかWEB媒体なのか謎…本屋の漫画雑誌コーナーにはもうずいぶん長いこと行ってないのでわからない。
    なかなかいい性格してそうなテライケメンの神様。他の人にはやばい見た目に見えるようですが、自分にだけテライケメンに見えるとかそれって、最高じゃん!ノープロブレムですね。
    神様からは溺愛されつつ私は掃除人とすれ違うことで長く話が続いてる感じですね。
    いつも思いますが表紙で二人ともどこ見てんですかね。
    記念写真的な感じ?
    表紙がすべてくらい魅力の情報を発するためにイケメンと愛され美女の顔面がしっかりこっちに見えないとやっぱダメなんですかね。
    確かにめちゃくちゃいいので計算通り。
    いいね
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  • ゲイ風俗のもちぎさん

    もちぎ

    いろいろリアル
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ よくわからない歯のモンスターみたいな自画像で自身の壮絶な過去を語ったり、そっちの世界の話が描かれてたり。
    いろいろ性自認の自由がやたら許容されてる風潮にむりやりなってるような気がする昨今ですが、当事者の人達が、こういう見た目でこういうのじゃないと全然相手にされない、といった、ありのままのはずなのにむりやり自分を改造しなきゃならない現実になんだかな、と思ったりしました。誰か声の大きい人が決めた型が絶対正義みたいな。
    同じタイプの人達がみんながみんな都会のこういうとこに来るわけじゃないんだろうけど、攻撃的とかかたよりすぎてる意地の悪さがレベルが違う感じであんまり楽しく無さそうに思えた。
    あと男が好きな男でも女は安心して油断してはいけない、という話とか。ですよね~て感じで。
    メンタルにけっこうくる系なので、苦手な人はお気をつけ。
    いいね
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  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで

    もつお

    可愛い絵柄でないと見れない
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 内容はタイトルに全部書いてありますね。
    心の中の神様の理不尽な声が絶対になっていって、とんでもルールを自分に強いるようになってしまう作者さん。
    いろいろ家庭の問題もあったよう。
    メンタルの病に恫喝するしかできないお父さんとか、今もそんなに変わってはいないことも多いのかも。
    支える家族もとんでもない毒というわけでもなくて、歳の近い姉は耐えられなくなったり、いろいろ地獄が凄い。
    一応心の神の声を聞いていても全然よくならないじゃん、と神様クレーマーになって言うことを聞くのをやめてだんだん治ったようでよかった。そんなハピエンじゃない人もたくさんいるんだよなとも思う。
    読んでた当時、結末がめちゃくちゃ気になりました。
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  • ファザーファッカー

    内田春菊

    映画にもなった衝撃エッセイ
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ わりと、メディア露出の多い漫画家の作者さんの、どうか盛り過ぎた作り話だと言ってくれ、と頼みたくなるようなかなり悲惨な過去を赤裸々すぎるくらいに書いている。
    実写映画になってたけど正気か?それは大丈夫なのか?と聞きたくなった。
    メンタル心配な人、感化されやすい人はお気をつけ。
    恨み節涙節ではなく、かといってこんなかわいそうなあたしにいいねとブクマをたくさんください、という感じの承認欲求の権化、というわけでもない。
    淡々としてるのが逆にすごい。
    そして実際の彼女と会ってもいないし人となりがどうとかは全く知りませんが、それでもテレビに出れるくらいにはまともなほうの人生を歩んでいるのが一番凄いと思う。電気のCMにキャラが使えるくらいにはクリーン。
    同じ目にあった人がみんなこの人みたいには絶対なれないけど。むしろ心も体も完全に破壊されてしまうと思う。
    この本からなにを感じ取るかは本当に人それぞれかなと。
    いいね
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  • 売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【コミックス版】

    小椋あん/COMIC ROOM

    家族に売られても計算通りな追い出され令嬢
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 家族から冷遇追い出され系ヒロインが主人公ですが、優しく家族の冷遇によよと泣いて耐えて売られた先でまさかの溺愛を受けて幸せ、みたいな展開ではなかったです。
    追い出されるのも計算の内。
    自分らしくエレガントに生きるために鮮やかにふるまうヒロインが素敵ですね。
    かなり人気でコミックスもけっこう出てますね。
    赤く長い髪と野心にあふれるきつめの瞳が素敵なヒロイン。
    銀髪イケメンは彼女とガチ剣でやりあいメロメロに。
    激情ほとばしる大河ロマンが楽しいです。
    いいね
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  • 無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!

    つるこ。/SORAJIMA

    冷遇系主人公
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 家族に冷遇されてひどい男の所に嫁がされる系ヒロイン。
    これはその戦争狂の大公がバリイケメンで溺愛されるのか?そうよね?そうなんでしょ?と思っていたら彼は不在でその前の大公の息子家族がいたと。
    予想外でした。
    そしてこの息子がバリイケメン。タイトル無能と自分下げだいぶ入ってますが表紙の通りかなりの美人だしで、美しい息子家族から愛されまくってますね。
    冷遇の後は表紙の甘いケーキみたいな幸せしか寄ってこない!
    没入できる素敵な甘いお話です。
    いいね
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  • イエローキャブ

    家田荘子

    彼女達を愚かと笑えるだろうか
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 発売時けっこう話題になった本作。
    まずシーモアにあるんだ!という驚きが。
    この話はどこまで本当なんだろうかと今にしてみると疑いとかでなく率直に思います。
    アメリカのスラム街にノコノコ英語も殆ど喋れないのに行ってしまう女性の話とか衝撃的すぎて実話なのかそれとも頭にイグアナ乗っけた女性の客寄せ、小銭を貰うためのセンセーショナルな創作なのか。
    だって誰も教えてくれなかったんだもん、という、スラムに入って秒でアレされて地下でアレされ続けたとんでも人生を歩んできたイグアナおばさんのセリフがやけに忘れられない。
    まーでも、これは今日本でも似たようなことがけっこう起きてるので、そういう人もいるだろうし、どう見られてるのか、知るってことも大事かと思う。
    いいね
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  • こころ

    夏目漱石

    名作の表紙をジャンプレジェンドが描く
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ デスノートの方が描かれてる表紙を見て、そう言えば一時期名作の表紙をジャンプの人気漫画家が描く、というシリーズがあったことを思い出しました。
    今は世界の歴史でもすごい面子が描いてますが。
    高校生の課題図書にけっこうなっていて有名な本作。
    最後主人公が病んで死ぬんだよな、と思ってたら全然違いました。
    Kという名では、となんか感情のもつれ的な感覚が思い起こされました。
    先生、といっても主人公の学校の先生じゃないんですよね。昔の偉い人尊敬する人をそう呼ぶ感覚で。
    友人Kと親しくなりつつあったお嬢様を先生も好きで、抜け駆けして手に入れてしまう。そうしたらKは自ら。
    ずっとそれを引きずっている先生に惹かれる主人公と、ちょっと精神的BL三角関係て感じだなと今は思ってしまう。
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  • ナルシス ナルくん

    銀色夏生

    ナルシスとの男の子のお話
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ わりと話題作だったと思います。
    かなり長いこと存在を忘れていた。今になって記憶の底から蘇るとは思わなかった。
    詩人銀色夏生さんのかわいい絵本的なお話。
    ナルシストでいつも、手鏡を持って、自分の顔を見つめてるナルくん。
    いけてる自分が大好きなのに、ある日もっといけてる美少年が現れる。
    負けまいといろいろがんばるナルくんだけど、敗北してやけになってると、美少年の方はナルくんと仲良くなりたかったという。
    ほのぼのしていて、絵もとてもキュートで可愛くて思い出の一冊です。思い出すとすごい読みたくなります。
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  • 大公妃候補だけど、堅実に行こうと思います

    渡まかな/瀬尾優梨/岡谷

    お城の女官に俺はなる
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大公妃候補だけど、女官になりたいヒロイン。
    そんなこといってどうせ大公に見初められて大公妃なるんでしょ、と思ったらならない。
    びっくりした。
    ほんとに女官になった!
    女官になっていろいろ事件に巻き込まれたり解決したり。
    お妃さまになれるほうの話が好きな人はお気をつけ。
    女官になりますだと題名にインパクトがないのかな。
    憧れの職業で、城のなかでは陰湿ないじめもあるけれど、賢く乗り切っている主人公が素敵ですね。
    いいね
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  • 訳あり伯爵様と契約結婚したら、義娘(六歳)の契約母になってしまいました。

    榎のと/黒猫かりん/ボダックス

    契約結婚(更新を一年と定める)
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 更新期間がちゃんとある契約結婚をしている主人公。
    契約社員みたいなニュアンスなのが笑えました。
    超絶美形イケメンなのに奥さんには浮気で逃げられ、顔の良さに他の女性が殺到するのにうんざりしたイケメンの隠れ蓑になってあげているヒロインですが、6歳の激カワ娘に懐かれて契約無期限延長、本採用へ、という感じに話が進んでいきますね。
    こちらは転生ものではなくナーロッパ世界だけのお話。
    ゆるふわなナーロッパでイケメンがオトゲーがごとくだんだん落ちていくのが楽しいですね。
    いいね
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  • 吾輩は猫である

    夏目漱石

    猫小説の祖
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 文豪夏目漱石が手掛けた猫のライトノベル。
    他のけっこう難しい話とは別物的に読みやすい。
    ただ最後猫が酔っ払って溺死という猫好きには耐えられない結末なのでお気をつけ。
    これは読みやすかった。そして猫がかわいかった。
    猫視点で描かれるお話って当時にしてもかなり斬新だったと思う。
    これがめちゃくちゃ人気になったということは、やっぱり日本人て猫大好きだよね、てしみじみ実感します。
    猫の目を通して先生、漱石がみつめられていてそれがおかしくて可愛い。
    いいね
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  • 魍魎の匣

    京極夏彦/志水アキ

    ホウ、が怖い
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 実写映画にもなった原作のコミカライズ。
    大人気京極先生シリーズ。
    こちらも字にも書けないやばい描写、あらすじなんですよね。
    なんでそれで生きてんのみたいな感じになったヒロインが箱に入ってなんか見せられてホウ、って言ったとか言う描写がやばい性癖を読む人に植え付けそうな感じです。なんか忘れられない。僕の考えた最高の完璧ヒロイン見つけた~て瞬間。
    なにホウ、って。こういうのやりたい人いるんだろうな~と思うけど、この状態で現実にはちょっと無理があるかな。
    真面目に読みすぎると魑魅魍魎にとりつかれる気がします。ほんと、のまれやすいひとはお気をつけ。
    いいね
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  • 白夜行

    東野圭吾

    好きな人はめちゃくちゃ好き
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ドラマでもめちゃくちゃ人気になった本作。
    闇が深い。
    えぐさにえぐさを無限かけみたいな感じなのでメンタル弱めな人にはおすすめできないですね。
    悪女が悪女になるまでのエピソードに主人公とその最悪な父親とか絡んでたりなんだり。
    こういう人生も、ある。
    むしろこれよりもっとひどい場合も、ごろごろある。
    悪女になるようになるように、世の中の汚い部分ばっかり見せられて泥沼にひきずられていくヒロインと、そんな彼女に味方する主人公。
    救いがない。だがそれがいい。
    いいね
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  • 氷点シリーズ 全4冊合本版

    三浦綾子

    昭和の少女漫画の原点なのかも
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 氷点てどんな話?と母に聞いたら可愛がられてた養女の女の子がね、その家の女の子を殺した犯人の娘だってわかってお母さんからすごいいじめられるのよ。と聞かされた時、は?え?なんで自分の娘殺した犯人の娘を養女に?わかていじめるって、何?まったく意味がわからない、と思った記憶がある。
    しかし本当にそういう話だった。
    旭川が舞台で、上述のような奇異な運命を辿る殺人犯の娘陽子は義母から給食費を貰えず小4でホワイトアウトで大人でも遭難して死ぬような災害の中でも給食費を稼ぐために牛乳配達のアルバイトをし続ける。
    全ての原因サイコパスな女大好き村井と陽子が実は犯人の子じゃないのに誰の得にもならない嘘ついた高木はなんかもう、スッとするような罰が当たってほしい。
    夏枝の陰惨ないじめの数々、この作品が爆裂ミラクル大ヒットした後、陰険卑劣で根性が腐りねじ曲がったいじめを延々と悲劇のヒロインにやる昭和の少女漫画でみんな真似したんだろなと思いました。今でも家族から愛されず捨てられイケメンに拾われる令嬢とか一つ流行ると無限にコピーが量産されてるので、いつの時代もやってることは変わらないんだなと。
    氷点の最後で陽子が死のうとした後に高木が実はおまえ犯人の子じゃないんだ知り合いの不倫した奴の子なんだと明かすくだりは、当時、人気になりすぎて殺人犯の娘を被害者の母親をだまして育てさせるというあまりに最低な行為に不満が殺到してたから不自然に実は罪人の娘じゃなかったよ、て不自然なオチにしたんじゃないかなと思う。しかし本当の殺人犯の娘は違うところにもらわれてめちゃくちゃ愛されて幸せに育っていて主人公と友達になる。近いな人間関係!夏枝の娘のいじめはひどければひどいほど読者の反応が良くて悪ノリして嬉々としてアイデア出してたんじゃないかなとも思う。夏枝は今ならある意味伝説の悪女として人気出そうな気はする。陽子がいわくつきじゃなくても綺麗に育っていくうちに嫉妬してひどいことはしたと思う。こういう人はいる。一番怖いのは何度もドラマ化されても作者の女性を完全に支配管理していた旦那がテレビなど淑女が見るものではない的な命令で一度も見れなかったらしいこと。夏枝は作者なのかもしれない。
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  • 悪女が騎士の狂愛から逃れる方法

    岬三月/大雨

    恋愛小説の悪役令嬢転生
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 現代人が恋愛小説の悪役令嬢に転生する本作。
    読んだ話で彼女は、彼女に執着しすぎたイケメンに殺されてしまう。
    中身が別物と知れてもやばい。というわけで、知られないように演じつつ、このおそろしいイケメンにやられるルートの回避を探る。
    魅了魔法が原因らしく、解こうとしたら狂気ではなく愛に目覚めていくイケメン。
    ただのとんでもないイケメンになっていく。
    表紙から引き込まれますが中身はもっと引き込まれますね。
    顔がいいイケメンが改心していくとギャップと魅惑具合が半端ないですね。
    いいね
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  • 神の庭付き楠木邸

    安斎アキラ/えんじゅ/ox

    表紙のモフ神がかわいい
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 田舎のスローライフに退魔の力を少々。
    いわくつきの古民家を聖域にしてしまったすごい力の持ち主の主人公。
    おかげでその家には世にもかわいいモフ神たちが集まってくるように。
    妖怪でなく、神々というのが珍しいですね。
    かわいいのだけではなく、なかなかやばいのも集まってきてしまうようで、いろいろ事件が起こりますね。
    絶対アニメ化しそう。してほしい。
    美しい田舎の自然とモフ神が動く所がみたいです。
    メモで退魔できちゃうとか凄すぎる。
    ゆるふわファンタジー好きにおすすめ
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  • マーキングブルース

    室井滋

    ご本人のお話も含んだ創作猫話
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読む前は自分の猫との日々をおもしろおかしく描かれてる猫エッセイ本だと思い込んでたんですが、ご本人の実際のエピソード、日常もありつつも、彼女いがいのいろんな人と猫の話が7章にわたって書かれてます。
    そういう話だとわかって読んだ方が読みやすいかも。
    こんな有名な女優さんがけっこう街中に普通に出てらっしゃる感じですごいなあと変なとこ感心したりしました。
    冒頭の小料理屋でママを介して猫話が盛り上がる所とか、文才あるなと思います。彼女の色が出ていてそれが面白い。
    創作のほうの人間嫌いで猫を多頭飼いしてるおばあさんが押してる手押し車が通称ゴンゴンとか言ってて、それはどこ情報?とかネーミングがなんともかわいくてあるあるな感じでそういう言葉の端々に彼女らしい魅力が詰まってます。
    サクサク読めて、おもわず笑ったりツッコミ入れたり楽しませてもらいました。
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  • マンガ 犬が伝えたかったこと

    しろやぎ秋吾/三浦健太

    犬との笑えてじんとくる、お話
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 犬の数だけドラマがある。
    しろやぎさんの、本に寄せられたいろんな犬エピソード漫画と語り。
    脱走名人の甲斐犬の話とか面白い。
    脱走名犬てほんとにいるんだなと。
    危ないから脱走させてはいけないけども面白い。
    可愛い絵柄で読みやすい。そして、じんとさせたり、意図してることを的確に、面白く描かれててすごいなと思います。
    けっこう漫画も多めです。
    犬漫画好きにはたまらない一冊と思います。
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  • Mr.都市伝説 関暁夫の『ダンダダン』超常現象解体新書

    関暁夫/龍幸伸

    ダンダダンの都市伝説怪異の元ネタがわかる
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あのミスター都市伝説関暁夫氏が今めちゃくちゃ大人気の都市伝説漫画ダンダダンに出てくる怪異達を解説!
    これテレビ番組でやってほしいですね。
    いろんな怪異の元ネタがわかってダンダダンの世界観がもっと深まると思います。
    オカルンが泣いて喜びそうな一冊。
    彼の都市伝説番組すごい好きなので、大好きなダンダダンと関わってくれて二度嬉しい。
    ダンダダン自身の世界を揺るがす都市伝説考察とかめっちゃやってほしい。
    ダンダダンは予言するーー現実の事件と符合していく、みたいな。
    いいね
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  • きつねくんと先生

    園田ゆり

    きつねくんがかわいすぎる
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人間に化けきれてないきつねくんと優しい若い青年の学校の先生のお話。
    ほのぼのしていて情緒に溢れていてよいです。
    田舎の学校で人間になりきれてないきつねくんが混ざってくのがほんとかわいい。
    たぬきもいいけどこぎつねのドジっ子に昔からとても弱い。
    きつねくんのむっちむちしたフォルムも可愛い。
    先生も優しくてピュアで可愛い。
    癒し枠としてずっと連載していて欲しいです。
    この作者さんのかかれるピュアな動物の顔本当大好きでたまらないです。
    いいね
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  • ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ

    魚豊

    ラブコメに驚いた
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 今年大いに人気が出たあのチ。の作者さんのラブコメと聞いてすごい驚きました。
    いろんなジャンルに挑戦されてて凄いなと。
    地味な感じの青年が、普通の世界で、恋したり運命が動いていく中で、陰謀論で自分の世界の全てが誰かに仕組まれてる!とか思いこむところをギャグにしてる感じですね。
    いつやばいお仕置きが出てくるのかひやひやしてしまいましたがそういう感じではないですね。
    ギャップが面白いですし、4巻と読みやすいです。
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  • 午後の光線

    南寝

    うつい青春
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なかなか、ハードな世界線を生きてる中学生二人のお話。
    BLだから歪んでアンバランスで美しいような思想を持つ、というわけではけしてないと思う。
    けれど、文学的と言われるBLはそういうのも多いなと思う。あ、来ましたね、と思う。
    うつい思考で悶々と脳内であれこれ長々と考え込んでだいたいいいことは起こりそうでおじゃんになり、悪いことはがつ、と怒る。最後はあまりハピエンじゃない話、というのが文学で名作と呼ばれるのは個人的には疑問がある。
    だいたいそういう話に限ってなにもハードな世界は変わらないことが多いからだろうか。
    こちらのお話も表紙の通りな感じのストーリー展開になっている。スッキリサッパリ甘いのとか好きな人はお気をつけ。
  • ちにかみ

    しろやぎ秋吾

    おちこぼれの死神ということは
    ネタバレ
    2025年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ゆるふわな死神、ちにかみのお話。
    人の魂を優しすぎて奪えない死神さん。
    愛しい!自分がいくときはこんなゆるふわちにかみに連れてってもらいたい。
    ちにかみに上司も優しい。だってかわいいから。
    いろんな人のさいごに立ち会うちにかみの優しさが沁みる。
    死なない人は絶対にいないので、人の数だけちにかみエピソードはあるのやも。
    数分の短編アニメでやってほしいです。
    出てくる人達も愛すべき人達が多くて、作者さんの作品の中ではだいぶ安心して読めるかなと。
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  • フォロワーさんの本当にあった怖い話

    しろやぎ秋吾

    コンビニアイスのイラストの人
    ネタバレ
    2025年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コンビニアイスのあのかわいいイラストの人がこんな恐ろしい話を、と驚きました。
    一時期アイスも怖くなるくらい怖かった。
    これ、WEBで読むと怪異が動画再生で迫ってきたりとかめちゃくちゃ怖いです。
    フォロワーさんから聞いた話、というのはうまいとこついてるなーと思いました。
    自分だけの実体験だとリアリティとか、リアルすぎて関係各所からクレームとかめんどい部分ありますけど、どこの誰ともいえないフォロワーさんの、だいぶデフォルメした話ならあんまりそういう害が無いかなと。
    たまの長編がけっこう怖い。
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  • 夜逃げ屋日記

    宮野シンイチ

    闇をのぞきこむ
    ネタバレ
    2025年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ メンタル弱ってる、つらいものを見るとダメな人はかなりお気をつけです。
    売れない漫画家が運命的に出会った不思議なダーク世界に踏み込み光の方へと助けていくバイト、夜逃げ屋と出会って漫画にしていく。
    この話の中に、マンションのたくさんの箱部屋の、ひどいめにあう箱に産まれてしまっただけ、みたいなことをひどいめにあってきたキャラが言うのが哀しくも現実の一面だなと思います。
    なんとなく、光の下を歩ける人と、今ここにいない、いることができない状況の人はここにいないんだなと思ったり。
    何度も見れない。でも一度は見た方がいいすぐ隣に座ってくるかもしれない闇の世界。
  • 永遠の都

    くさか里樹

    革命の物語
    ネタバレ
    2025年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こちらは外国小説のコミカライズなんですが、なんで原作者の名前が出てないんですかね。
    原作もシーモアに置いて欲しい。
    外国の名作と呼ばれる話はその本自体が革命を鼓舞してたりとか、思想性深いんですよね。
    こちらも悪徳政治家と革命家のドラマチックバトル長編という感じです。
    主人公のめちゃくちゃかっこいい革命家の親友の武骨な男性がつかまってデイビットロッシイ万歳、と毒を煽るシーンがすごい有名ですね。
    自分の頭の中だけでブツブツ小難しいこといってる孤独で偏屈な主人公が最後だいたい自滅していくような類の名作と国を変えてしまうような深い人間愛を持ってる名作とは全然違うし、こっちのほうが自分的には評価しますね。
    いいね
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  • 俺だけレベルアップな件【タテヨミ】

    DUBU(REDICE STUDIO)/Chugong/h-goon

    サクサク読める
    ネタバレ
    2025年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一話ずつタテヨミで掲載されていて全180話。
    読みだすと止まらないですね。
    タイトルと人気という噂はけっこう聞いてました。
    アニメも2期すごい評判良かったですね。
    クールなかっこいい系の主人公が自分だけどんどんレベルが上がっていく。
    闘う姿がめちゃくちゃ美しい。
    闘神て感じで見惚れますね。
    毎度見せ場とぐいぐい引っ張られる引きが凄いです。
    ハードめでバトルが圧巻。
    ゲーム世界にのめり込んでるような没入感を体感できる感じですね。
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  • 平和の国の島崎へ

    瀬下猛/濱田轟天

    元戦闘工作員の平和でありたい日常とバトル
    ネタバレ
    2025年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃハードでガチなやつですね。
    課金サブスク的なメディアでドラマ化されそう。
    アニメは、主人公の口からツダケンの声が聞こえてくる幻聴が。
    読んでると人生壊された主人公がかわいそうで、やっと逃げてこれて平和な日常に埋もれて。
    でもそれをやっぱり許さない組織の追手。
    島崎がんばれ~とめちゃくちゃ応援したくなります。
    主人公の過去編、今の一見穏やかで地味な彼が今の彼になるまで、というまた、重い話がやってますね。
    同じ組織から救い出した少年と、新しい幸せな生活、とはなかなかいかなかったり、でも、最後は幸せになってほしい。
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  • 全一冊 小説 上杉鷹山

    童門冬二

    大河ドラマでやってほしい
    ネタバレ
    2025年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新札がまた更新される時が来たら彼こそモデルにしてほしい。
    忠臣蔵で有名な吉良の一族から養子になって北国にやってきた鷹山。
    吉良は地元ではすごいいい人だったと言われてるらしいんですけど、鷹山見てるとそうかも、と思います。
    名君の話っていいですね。
    この人の話、異世界で貧困にあえぐ村を智慧と根性と心根で救うネタの大元って感じがします。
    リアルでやったんだからほんとの偉人。
    作者さんの文体も読みやすくて入りやすいです。
    一時、すごい有名になりましたね。ずっとみんなの記憶に残ってほしいです。
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  • 宮本武蔵

    吉川英治

    一番有名な人の武蔵
    ネタバレ
    2025年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者で選んで読みました。名作の類に入ると思います。
    宮本武蔵伝。
    こちらも一見真面目で堅そうな厚い週刊誌とかに連載されてたのかなという感じで、表現がそこにセクシーいる?ていうのがちらほらあり、好きな人は喜びそうだな、という感じです。今だとそんなまどろこしい比喩は使わずいかに綺麗でどの辺がセクシーか細かく描いた女の子わらわら主人公によってくる、とかだと思いますが。
    山見て、若い女の胸みたいとか、そういう。そういう妄想が、せっかく深いいいこと言ってるのに深く入ってくるのを邪魔しちゃってるように思う人には向いてないかも。
    武蔵が野馬に乗ってるのが驚きでした。
    そんなほいほい乗れる野馬、いたのかな。いろんな意味で人間臭くて人気なのも頷けます。
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  • うりこひめとあまんじゃく 【日本語/英語版】

    日本の昔話/YellowBirdProject/kotokoto/森悠樹

    昔話で一番怖い
    ネタバレ
    2025年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他の姫ものと違い、こちらはなかなかに後味の悪い話でした。
    瓜から産まれた超美人のうりこひめ、他の話よりかなり凶悪なあまのじゃくにプギャーされてしまい、なりかわったあまんじゃくが・・・
    昔見たバージョンのあまのじゃくが目ぎょろぎょろで良心はいっさいなく、倒されてる時も描写が怖すぎた。
    今風だと、自分が小さかった頃とだいぶオチがやさしくなって、死ななかったとかなんか救いがあるのも多いですが。
    留守番、そもそも幼い子一人にしてはいけない、といえるかも。
    いいね
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  • ハックルベリー・フィンの冒険

    マーク・トウェイン

    大人気キャラハックのスピンオフ
    ネタバレ
    2025年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ トムソーヤに出てくる謎に自由な少年ハック。
    今だと彼をアニメに出せるのかも謎ですが。
    トムソーヤ本編で大金を手に入れたハックは、品のいいご婦人に徹底した再教育を施される。
    そこに金目当ての父親が来て彼を誘拐。ハックは死んだふりをして逃亡。
    トムソーヤで出てきていたアメリカの闇部分にメスを入れてる感じですね。
    この当時でこういう話を書くのは勇気がいることだったんじゃないかなと思いますが、マークの人間的な評価は今すごいんじゃないかと思います。
    ハックにはやっぱり、自由人が似合う。トムとずっと親友でいたずらと冒険の日々を送ってほしいです。
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  • ネトゲ廃人の異世界転生記 拳王とよばれた最強の拳が使えないので、1日8時間こん棒を振ることからはじめた【分冊版】

    雑賀ゆうき/陽和/ヤミーゴ

    ネトゲ廃人の底力
    ネタバレ
    2025年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 現実ではネトゲ廃人だけど、ゲーム世界に転生してしまう主人公。
    ゲームでは拳王と呼ばれたのに、そんな最強の拳は使えないという残念設定。
    まさかのこん棒ふりから始める異世界成り上がり記。
    ゲームでの知識や経験はそのものの世界に活かされるのか?
    見た目転生しても弱そうな主人公ですが、秘めた力は相当なもの。
    異世界の美女とも出会い、ギラギラした目で成り上がっていくのが痛快です。
    本来の最強の拳が振るわれる時は最高の見せ場になりそう。
  • 最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場

    小野洋一郎/赤城大空/タジマ粒子

    最強師匠の彼氏育成計画
    ネタバレ
    2025年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最強の女戦士たちがあまりにも強すぎて理想の男は自分で育成しようという最強に肉食な目的で育成を開始する、というなかなか面白い設定。
    女傑が活躍するお話ってすごい好きです。
    目を付けた少年は最初こそレベル0なものの、試練を乗り越えるごとに恐るべきハーレムマスターになろうとしている模様。
    他の女とうまくいきそうになると全力で阻止して他の修行に飛ばす師匠たちがえげつなくていい。
    学校に入ったり、彼らを不遇にしようとした貴族をも従えたり、主人公どこまで磨かれていくのか楽しみです。
    いいね
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  • 小学館世界J文学館 トム・ソーヤーの冒険

    マーク・トウェイン/金原瑞人/スカイエマ

    アメリカのやんちゃ小僧が最高に楽しい
    ネタバレ
    2025年4月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 言わずと知れた名作。夢の国にも島あるし、今でもけっこう読まれてるんだろうか。
    アニメがめちゃくちゃ好きでした。主題歌もあのハウス劇場の中でも一番好き。
    物語の中で起こる事件、出てくる人々からいろいろ歴史の色も濃い。よくゴールデンのアニメでやれたなと思う。当時、そうだったのかと勉強になる。小さい頃はわからなかったけれど。
    ミシシッピ川の汽船乗って見たかった!ハックの家にあがってみたかった!
    古き良きアメリカ。
    憧れた人はとてもたくさんいたんだと夢の国に行くとわかる。
    トムのカツオみたいな悪賢さが痛快で楽しいです。
    いいね
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  • ナイン・ストーリーズ

    J・D・サリンジャー/繁尾久/武田勝彦

    バナナフィッシュが出てくるお話
    ネタバレ
    2025年4月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 例の漫画の方のタイトルの元になったお話が収録されてます。
    それが読みたくて読みました。
    けっこう、アメリカン妄想ジョークみたいな、アメリカ人だとこれは笑える話って事?とか思いながら読みました。
    まったく頭に入っていかない軽いのかカル〇なのかよくわからない会話を短編の中でいろんな人物、女子通しも多いが繰り広げられる。
    笑男は降格の元ネタなんでしょうね。なんか人としてありえない感じにあれされてる悲劇なのか喜劇なのか、みたいな男の妄想おとぎ話みたいなのが語られる。
    世界観がドロヘドロと似てるな~と今にしてなんとなく思います。
    ホラーなのにすごく乾ききったようなあの感じ。独特な世界、好き嫌いは分かれるかも。
    いいね
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  • 転生少女はまず一歩からはじめたい~魔物がいるとか聞いてない!~

    カヤ/岡村アユム/那流

    表紙の雰囲気よりかなり苦労する
    ネタバレ
    2025年4月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高原でワンワンと一緒にかける少女。現世で虚弱体質で異世界で10歳少女に転生。
    高原でまったり動物たちとスローライフと思いきや、魔物だらけで外出もままならない。
    自分を保護してくれた女性も行方不明に!
    そこでチート能力が開花し魔物をなぎたおすとか、全部の魔物に懐かれるスーパーチート力を発揮し探しにいく、のかな~と思ったらけっこう苦労します。
    その後も、異世界転生力でなんでもスムーズに、な展開はあまり起こらず、リアルめのお話が好きならおすすめです。
    いいね
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  • 恋せよまやかし天使ども

    卯月ココ

    完璧と完璧
    ネタバレ
    2025年4月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルでファンタジーかと思いきや、完璧な美少女を演じるじっさいめちゃくちゃ綺麗であでやかな高い花のように映えるJKと白髪ロン毛の天から舞い降りたようなお相手。
    どちらも、裏の顔があることを知ってしまう。知られてしまう。
    一緒に立ってるだけでめちゃくちゃ絵になる二人。
    完璧美少女の自分と並び立つのに最高に映えてふさわしいお相手の秘密を知って、背徳感に酔う。
    お互い自分が最高に価値があると、そう思わせるのに成功しているし実際そうなるように磨いている自負があるうえで、人に言えない秘密を共有しあい、思いを深め合っていくのがスリルと美しさでいいですね。
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  • 老人と海

    ヘミングウェイ/越前敏弥

    今ならカジキ料理のコラボカフェやるかな
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バナナフィッシュの影響で読みました。
    孤独について書かれている。
    イケメンがかっこよく言ってましたね。
    読んでみたら孤独というか、おじいちゃんが大変すぎる、という感じでした。
    ちっちゃい小舟で、ありえないくらいでかい見事な伝説のカジキを釣る。釣るまでも大変だけどバカでかいカジキそんな簡単に死なないから格闘。そして、やっと仕留めても血の匂いで寄ってくるたくさんのサメ。
    カジキがおいしそうだった。生還したけど骨だけになっちゃって無情感すごい。
    このカジキを金持ちどもに食べる資格などあるのか、ていうのが印象的。
    骨だけになったカジキが吊るされてるのがシュール。
    海怖い、カジキ美味しそう。そんな浅い感想が一番記憶に残ってますが戦い抜くおじいちゃんの姿はかっこよかったです。
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  • 青い鳥文庫 赤毛のアン 全10冊合本版

    L・M・モンゴメリ/村岡花子/HACCAN

    アンの話は娘の話まである
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アニメになって有名な話は序盤の話。
    アンが下宿して出ていくあたりとか、下宿がすごい素敵で憧れました。
    チョコレートケーキをクッションの下に隠してその上に座ってしまったのがアチャーて感じでなんだかすごい覚えてます。
    村岡花子さんの訳の本で読み切りました。
    最後のリラの話は戦争がメインで召使のおばさんがやんや言ってる描写が多くてアンは元気無く、息子も戦争いっちゃうしでとにかく暗い。
    プリンスエドワード島の自然の描写が本当に素敵で、ここはこういう感じ、と文章と一緒に見れたらいいのになあ、と思いました。
    アニメで再現されてるとは思いますが。
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  • 若きウェルテルの悩み

    ゲーテ/竹山道雄

    古今東西、共通の悩み
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 名作読んでみようフェアでトライした本作。
    失恋しちゃうウェルテル、失意の果てに銃で死んじゃうウェルテルに共感した人がいっぱいいたんだろうなと思います。
    ウェルテル目線で人生を複雑に深く考えたり、恋した人の事を延々と考えたり、考えすぎてしまって、死ななくてもなあ、と思ったり。
    読む人によって、わかりみ~となったり、考えすぎだよ他のいい人いるよと思ったり、彼に対する感想ていろいろだろうなと思います。
    話の本筋のドラマより、思想の深さが名作なんだろうな~と思います。
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  • レ・ミゼラブル

    ヴィクトル・ユーゴー/岩瀬孝/大野多加志

    ドラマチックと深い精神性
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ミュージカルが、特にあの歌がめちゃくちゃ有名な本作。
    表紙が有名なのを使っていていいですね。
    タイトルどおり一番みじめであわれなのはやっぱりコゼットの母でしょうね。
    こういう人がいっぱいいたんだろうし、そういう最底辺に落ちに落ちていく人々を赤裸々に書いているのがこれだけ有名な名作として認められたんだろうなあ、と思います。
    気取ったチャラ男たちがるんるんやってきて、みんなバイバーイ、ふっちゃうよーんて集団で遊んでた女達と振ってるのとかこういうのよくあったんだろうな~と腹立ちますね。めちゃくちゃ悲惨な目にあってほしい。
    そんな男の子供を身ごもって、お金も無くて落ちるとこまでとことん落ちて、だまされて、ほんと死ぬまでいいことないんですよね。
    娘も性悪一家の金づる兼最底辺奴隷で最初ど不幸でしたが主人公に助けられてそれからは幸せでよかった。
    どっかの噂好きのマダムがわざわざ田舎に旅行して噂の真相のネタをゲットしにいったり、ほんとやけにリアル。
    ドラマチックで文章難解だけど人間を赤裸々に書きつつ人の持つ光も闇も描いてすごいお話です。
    いいね
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  • 捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです

    カレヤタミエ/駒田ハチ

    前世もち捨てられ系ヒロイン
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 家族から愛されず、婚約者からも捨てられ~たヒロインは現代世界からの前世もち。
    自然厳しい北国の領地を貰って、彼女の無双が始まる。
    捨てられ系ヒロインの、実はすごくて、捨てられた先で夢想していくのが楽しいですね。
    北国ならではの寒さ事情とか、前世の知恵と今の知恵と力を使って乗り越えていく。
    やがては北国の聖母的な偉人になっていくことが約束されているヒロイン。
    寒い寒い国で飲むあったかい飲み物みたいに胸が熱くなってほっこりします。
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  • この会社に好きな人がいます

    榎本あかまる

    秘密を楽しむ
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アニメ化もされた本作。
    社内恋愛が発覚したら流刑にでもなるのかという謎のしばりがあるのか二人はつきあっていることをひたすらに隠す。
    隠すだけで何巻も出ていて、もはや隠す、バレそうになるスリルを楽しむために隠している、そんな気もする。
    ハラハラドキドキ、隠しているゆえにジェラシーを燃やしたり、たまに敵国同士の姫と王子かという、甘い絆が深まるセリフを交わしあったり。時にはそんなスリルから解放されていちゃいちゃしまくったり。
    サラリーマンなのにバレたら重い罰がくだるような安全だけどきわどいスリル感を安心して味わえます。
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  • IWAMAL

    玉井雪雄

    獣医ものでは一番面白かった
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ スピリッツで連載していた頃読んでました。
    一番深く心に残っているのは人間に育てられたオランウータンの話。
    彼女の目線で、「私はかつて人間だったのだ」と語られる過去。
    小さいときは人間の子供のように扱われていたけれど、大きくなるにつれて危険な獰猛さが現れて、パパとママをアレしてしまう。
    そんな事件を起こしたため、狭い檻に入れられ、初めて見る臭くて汚いおぞましいケダモノ(オランウータン)を見て絶望。
    そんな彼女に檻の中に入って吹矢で挑むイワマルがなんかすごかった。
    チンパンジーやオランウータンが大きくなると相当危険な猛獣の類になるのを知った時は衝撃だった。
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  • シートン動物記 ロボ--カランポーのオオカミ王ほか

    アーネスト・トンプソン・シートン/石崎洋司/つがおか一孝

    シートンといえば狼王ロボ
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 動物を愛情いっぱいに観察する、という心あったまる系を万一期待している人は要注意。後味最悪です。
    けっこうシビアな動物観察記のなかでも圧巻なのがやっぱり狼王ロボ。
    ロボが人間に転生したらとんでもない凄腕の軍の指揮官になりそう。
    そんななろうがすでにありそうですが、狼ロボの知恵と狡猾さを完全に再現できる人はいなそうな気がします。
    人間との知恵比べ、あざ笑うように罠をよけ、餌だけ食べる。
    一番いい家畜のいいとこだけ食べてく。
    頭の良さと人間をあざ笑うような様がディオっぽい。
    絶対王者というんですかね。だけど彼の唯一の弱点は最愛の妻ブランカ。絶対君主性の狼社会で彼女だけは彼の前をぴょんと飛び出ても無問題。それを見抜いたシートンがね~ブランカ捕まえて今だったら大問題なやりかたで殺しちゃって足をアレして足跡偽造して彼を捕まえて。
    もうブランカ死んだの察して餌食べないで死んでくロボが可愛そうで。
    ブランカの扱い、というか殺し方が最悪で本当にひどくて作者の事どうも昔からあまり好きにはなれないんですけども、そういう時代ではあったので、しょうがないかなとも思います。でもロボは生かす気あったんですよね。大人になって思うに作者はブランカに嫉妬してたのかもですね。捕まえたらおまえを捕まえた俺に懐くだろ、餌を喰うだろ?とでも思ってたのかも。彼のことなど視界にも入れずにロボは死を選んだ。シートン、動物学者に転生した尾形っぽい。淡々とあまりにもしつこく粘り強く卑劣に狡猾に、獲物を確実に仕留めたもんなあ。
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  • ファーブル昆虫記

    J.H.ファーブル/伊藤たかみ/大庭賢哉

    ファーブル大好き
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 小さい頃から虫を愛し、虫に生涯を捧げたアンリ・ファーブル。
    けして恵まれた人生では無かったようだけれども、彼の遺した著作で、たぶん数多の虫たちが救われたんではないかと思います。
    外国ではカブトムシも害虫扱いで虫に興味がある人は完全に変人扱いというのがデフォなとこが多いらしいです。
    日本人みたいに虫の声、という概念が無いとか。
    比較的虫大好きな日本人にはファーブルは本当に神。
    フンコロガシとかゾウムシとか、いろんな昆虫の話があんなに楽しく面白かったのは彼の深い愛のなせる業でしょうね。
    彼の愛した虫たちがずっと元気に飛び回れる世界であってほしいです。
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  • ソロモンの指環 動物行動学入門

    コンラート・ローレンツ/日高敏隆

    動物と話せるノーベル章動物行動学者の日常
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ずっとこの本を探していました。
    ドリトル先生の本だとばかり思ってたんですが、あちらはファンタジー。
    近いものは感じるものの私がどこかで手に取ったあの本は動物が喋ったりはしなかった。
    教授の方が動物の言葉を喋っていた。
    自然とこんなに対話できる人がいるのかと感動しました。
    近所の沼の土ごと水を汲んだら天然アクアリウムのできあがり。
    それだけで酸素もいらない完全完結型のアクアリウムができるとか。ふつうできない。
    彼が街を歩いてたら遥か上空を彼の飼ってる白いオウムが飛んでる。ゲーゲー空に向かって彼が叫ぶと突き出した腕にサーッと降りてきたオウムが止まる。
    降りてこっち来いと伝えたとか。凄すぎる。
    コクマルガラスとかワタリガラスと仲良しなエピソードも可愛い。
    動物は基本ひどいめに合わないので安心して楽しめる動物研究エッセイ。素朴で美味しいコーヒーでも飲みながら喫茶店でも公園のベンチでも、ゆっくり読むといいです。
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  • みなと商事コインランドリー

    缶爪さわ/椿ゆず

    穏やかな表紙が素敵
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 内容はBLなのにジャンル少女漫画になってるのが謎ですが。
    掲載誌が少女漫画なんだろうか。
    今はきっちりすみわけからまた変わってきたんだろうか。
    こちらも表紙がおだやかほっこりしててどぎつくなくていいですね。ドラマ化もしやすかったんでしょう。
    最近BLドラマ化けっこうされてて驚き。
    BLも年齢指定のものと、そこまでじゃないのとジャンル分け進んでるんですかね。
    そのほうが嬉しい。
    男女恋愛でもそのへんすみわけされてるし、いいと思います。
    リーマンから洗濯ランドリーの店長に転身して、ワンコなDKと仲良くなってくとかいいですね~。
    だんだん深みにはまっていっていろいろ出てきますがそれも楽しく追っていけます。
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  • 君には届かない。

    みか

    届かないのか?
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ピュアッピュアなBLDK物語。
    表紙も内容もどぎつくなくていいですね。
    ドラマ化もされて、こういうキレイめの原作ならばヒットしそう。
    仲良しから意識しあっていくのがなんともかわいい。
    少女漫画のように、修学旅行イベントがあったり、せっかくいいとこまで行ったのになぜか相手の記憶が無くなって振り回されたり。
    タイトル回収してほしくない、うまくいってほしい二人ですね。
    1巻のまだ背丈が低い二人がさわやかで可愛すぎる。
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  • 怒りの葡萄

    ジョン・スタインベック/大久保康雄

    スタインベックのクは苦しみのク
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ スタインベックのクは苦しみのクだってみんな言ってる、と言ってた知り合いがいたのをやけに覚えてます。頭いい学校の人だったからか文学科だったかそんな背景があったような。
    だいぶ古い時代のアメリカの貧しい労働者家族のお話。
    いろいろうまくいかなくて希望の天地を求めて移動する家族。
    途中で出てきたチェリーパイとバナナのパイだったかを売ってるバーみたいなののパイがやたら美味しそうだったなと覚えてます。
    豚を殺して塩漬けにする描写がやけにリアル。
    長女の彼氏が蒸発しちゃって、身ごもった赤ちゃんは死産で。林檎の箱に入れられて川に流されたのが象徴的でした。
    そのあとの栄養失調のおじいさん、子供小さいからそこまででもないかもだけど文章見てるとけっこう老いてるかんじするけどその男性に長女が〇を飲ませてあげるシーンがけっこう衝撃的でした。なんというか、大人の男性向けの分厚い週刊誌とかで真面目な政治っぽい記事の合間にやたら卑猥な事件の話とかネタを挟んでくるのと似た感じなような。真面目な顔で愉しんで貰える意図があるというか。そっち目的で読んでた人もいただろうなあとは思います。
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  • アンナ・カレーニナ

    レフ・トルストイ/中村白葉

    トルストイのお話はけっこうハマる
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 世界的に超有名な作家、トルストイ作の本作。
    不倫しちゃう上流社会の奥さんのお話。なのですが、彼女以外に彼女の不倫相手を好きだった女性がふられて結婚した男性も主人公な感じです。
    彼がなかなか人間臭くてよかった。
    彼の名前で別の作品として書いた方がもっと彼に光があたってよかったんじゃないかなーとも思いました。
    トルストイは親近感のある人間の描写をけっこうしてて意外でした。
    子供達が口から牛乳噴き出して他の子供に飲ませる遊びとか、どこの国の子供も親をキレさせる下品な遊び好きだなとか思ったもんでした。
    もう一人の主人公が狩りに行ったら猟犬が獲物を食べちゃったとか。
    草を刈ってて流れてる小川に鎌でバケツに水汲んで飲んでるのがやたら美味しそうでした。
    アンナの破滅に向かう生き方にも彼の人間愛的なまなざしが感じられてトルストイけっこう好きです。
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  • モモ

    ミヒャエル・エンデ/大島かおり

    文章はかなり難解だけど深い
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 映画のネバーエンディングストーリーが大好きで、同じ人が書いてて名作なんだ、面白そう、と読んでみました。
    表紙の頭ボサボサの人物は博士か何かかと思った主人公の女の子なんですよね。
    すごいビジュアル!と驚いたものでした。
    新訳とか出てればもう少し子供でも読みやすくなってるんだろうなと思います。
    訳した人の文体の問題かもと思いますが物凄く文章が難解でした。
    今まで読んだ昔の名作よりもこのお話の方がすごい、読むのが大変だった記憶があります。
    だけど時間泥棒が働いてる人とかから巧妙に時間を盗んでいく様はなんだか怖かったです。
    映画化もされてますが、押井監督あたりにアニメ化してもらったら脳みそが揺れそうな映像で表現してくれそうと思いました。
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  • 窓ぎわのトットちゃん 新組版

    黒柳徹子

    トットちゃんの学校に行きたかった
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 超有名、そしてめちゃくちゃヒットした黒柳徹子さんの子供時代を描いたエッセイ小説。
    トットちゃんには苦くて甘い思い出がありますね。大人が変わってる子供をからかってトットちゃんだね、と言って、そう言われた意味を大人になって理解すると人を見下し切ったひどい悪意があったんだなと。そんな大人の悪意にたくさんさらされてきたトットちゃんなんだなと思います。
    今だと横文字の判断がつきそうなトットちゃん。
    学校からもてあまされて自由なワタクシの学校へ。
    トットちゃんの個性をありのまま受け入れて、君はそのままでとってもいい子なんだ、と言ってくれた校長先生に本当泣けますね。
    お弁当に海のもの山のものと追加してくれるシーンが美味しそうで羨ましかった。
    この校長先生は戦争時代を生き延びられたんだろうか。
    キャラメルの自動販売機が出てこなくなるとか戦争の影が濃くなっていくのが切ない。
    変わった子供の誰もが黒柳さんのような才女になれるわけではけしてないけれど、いろんな子の輝きを描いているのは希望がいっぱいあふれてて素敵なお話です。
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  • 淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~

    イスラーフィール/碧風羽

    戦国時代のマイナー武将に転生
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 普通に歴史ものかと思ったら濃厚日本歴オタが有名な武将の影に隠れたマイナー武将に転生して過去改変を始める、意外なお話。
    作者コメに自分は指のおもむくまま書いてますとかあるけどなんかそれっぽいドレスとか城とか書いてりゃいいナーロッパとは格の違うガチ勢の知識の分厚い地層の上で軽やかに踊ってる感じですね。
    相当調べて血肉にしてないとこれだけ説得力ある話は書けない。
    これはーーその内大河ドラマでやったらいいのになあ。大河初なろう系時代劇。
    歴史ガンガン変えてくから無理かな?アニメよりは実写化のほうが人気出そう。
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  • 聖女の魔力は万能です

    橘由華/珠梨やすゆき

    知性輝く黒髪ビューティー
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ メディア化もしてすごい人気作な本作。
    20代のOLが異世界に聖女転生、したはずが鑑定で戦力外的になってしまう。
    が、薬草の方の能力があって、そちらでどんどん能力を開花して薬学を極めていくうちに聖女パワーも発動。
    権威権力のある相手からたくさん求婚されるようになるけどふさわしい本命はちゃんといるのがいいですね。
    ゆるふわ~でもなく、戦争に巻き込まれたり、ハードモードな面もありますね。
    次々起こる難事件、解決していくのがおもしろくてひきこまれます。
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  • 車輪の下

    ヘルマン・ヘッセ/実吉捷郎

    リンゴジュースが美味しそう
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この本の読書感想文で自分史上一番いい賞を貰えたな~という思い出のある本作。
    名作として有名な本作、まさかのちょっとBLぽいところもあって、そんな深い仲になるとかじゃないけど衝撃でした。
    お父さんからの重たい車輪みたいな圧力で押し潰されちゃった感じの主人公がけっこう気の毒でした。
    途中好きになる女の子が生絞りしてくれたリンゴジュースがめちゃくちゃ美味しそう、というのがすごい覚えてます。
    生きづらそうなうまくいかない主人公と陽キャの友達とか、いろいろ出てくるけどいいほうには行かないのが切なかった。
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  • 怖くて読めない水滸伝 中国の残虐・猛悪の英雄たち

    実吉達郎/吉田光彦

    ディープ水滸伝
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 昔のありのままに近い水滸伝を読み切った人にはこの本のタイトルがけして盛ってないことはよくわかると思います。
    猟奇の粋を極めてる感じなので、グロ系苦手な人は気を付けた方がいいです。
    大昔はこういうのが普通だったんだな~て衝撃でしたが。
    キングダムがあれでもまだほんとにやばいやつは描いてないんだな、て思えるレベルです。
    たぶん、今の新訳版ではそういうところだいぶカットされてんじゃないのかな~と思います。
    梁山泊の棟梁の嫁さんの浮気をちょっと手貸したくらいのおばあさんの殺され方が一番最悪で嫌でしたね。淡々と書いてるけどかわいそうすぎる。
    そこまでせんでも・・・て感じで。
    本当は怖い、に興味があってグロ耐性がある人は覚悟の上自己責任でどうぞな感じです。
    いいね
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  • 水滸伝

    施耐庵/松枝茂夫

    群雄割拠の原点
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ セルフ名作を読もうフェアでトライした本作。
    名前とか、なんか英雄がいっぱい集まるんだよね~とか梁山泊とか、知ってる人はたくさんいると思います。
    読んだ人は少ないのかもですね。
    数ある名作の中でも群を抜いて読むの苦労した記憶があります。
    訳した、また読みやすくアレンジしたのによって難易度が変わるのかも。あと原本に近いほどけっこうむごたらです。
    今のヒーローの解釈で読むと大やけどする感じです。
    梁山泊のトップはカリスマ性は特にない地味なおじさんなんですよね。でもすんごい愛されで。
    膨大なヒーローの登場時の説明が姿から服装まで細かく書いてあるのもありますが物がよくわからなくて説明欲しかったなあとか思ってました。
    でも大活劇は面白いです。
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  • 少女ポリアンナ

    エリナー・ポーター/谷口由美子

    アニメで有名になった希望のお話
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 牧師のお父さんを失い11歳で天涯孤独、おばさんに引きとられる主人公。
    だけど、お父さんから受け継いだ良かった探しが彼女の心だけでなく周りにも希望をともして、とっても素晴らしい。
    足を怪我しても杖があってよかったわ、みたいな。
    何言ってんだとけなしてた人達もみんな彼女の魔法にかかっていくんですよね~。
    読んでいると、自分も斜に構えたり、皮肉ばっかり言ってるような人生より、この子のように希望を口にできる生き方をしたいな~と思えてきます。
    勇気をたくさんくれる名作。
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  • 青のオーケストラ

    阿久井真

    オケ部バトル
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 高校のオケ部のレギュラー争奪戦漫画。
    そうだよね、希望の楽器のレギュラーて熾烈な戦いも実際あるよね~。
    元は天才バイオリニストの主人公、楽器から離れてしまったけれども、音に呼ばれるように再び楽器の世界へ。
    音で戦うって漫画で見せるのけっこう大変なジャンルだよな、と思います。
    アニメじゃないと聞こえないのを説明と雰囲気画力でなんということだ!となるのが。
    料理は漫画でも美味しそうに見えるから音のが難しそう。
    音のように引き込まれます。
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  • 商人令嬢はお金の力で無双する

    西崎ありす/フルーツパンチ

    金の力でゴリゴリいく系
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 商社のエリート女子が異世界転生。
    純粋に金の力でのし上がってく壮快マネーストーリー。
    可愛い幼女の中身はカネの女王が。
    金になることにめちゃくちゃ鼻が利いて異世界の使える人脈全部ごりごり使い倒してグングン自分の領域レベルアップしてくのが痛快で面白い。
    小説の章をとったのも納得。
    アニメ化しそうですね~。
    異世界で問題ある所、貧しい所を智慧で活路を開いてくのって楽しい。
    こういう痛快さはバトルのそれと同じくらい楽しい。
    小さいのに大人たじたじ、度胸もって智慧が溢れてたまりません。
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  • ビリー・ミリガンと23の棺

    ダニエル・キイス/堀内静子

    タイトルが切ないけれど
    ネタバレ
    2025年4月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ビリーミリガンの続編。
    ご本人はもう亡くなられたとか。
    実在する人物なだけに、本人も家族も好奇の目で見られ、彼を異端視する政府から悪化するしかないような扱いを受け、とあんまりハッピーエンドではないんですよね。
    一時、教師という人格に統合された時はよかった!と思いましたが、劣悪な扱いでまた不安定になってしまって。
    まだ生きてる人をネタに本を書いてしまった作者も罪深い、とも思います。
    当時は遠い海の向こうの自分がまだ生きている彼のことをこんな風に読むことがどういうことなのか、全然わかってなかったんですよね。珍獣扱いは本当にいけない。
    ドキュメンタリーとかエッセイとか、SNS、動画とか実在の人物、今はペットもスポットライトをあてられることの功罪を考えさせられます。身バレ顔バレしないようにする賢さが本当必要。
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  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕

    ダニエル・キイス/堀内静子

    実話なのがしんどいけど引き込まれるお話
    ネタバレ
    2025年4月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これも口コミでめちゃくちゃはやった作品。
    この本以降、多重人格の作品増えましたね。
    ビリーが親からひどい扱いを受けて人格がとんでもない数に分裂してしまったのがなんともほんとにかわいそうで。
    行ったこともない外国人の人格は何語喋るんだろうとか不思議でした。
    子供を守る人格、レイゲンとか、24人の中でも好きになるキャラもいましたね。
    彼と関わる医者目線なのもわかりやすかったです。
    ジキルとハイドは有名だけどそんな多数の人格を持つのが信じられなかった。
    人間てまだまだ不思議な存在。彼の事件が発覚して、この症状に苦しむ人の理解と治療が進んだんじゃないかと思います。
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  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

    ダニエル・キイス/小尾芙佐

    秀逸な文章に引き込まれる
    ネタバレ
    2025年4月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すんごいはやりましたよね。
    脳の手術を受けて知能が爆上がりしてしまった主人公。
    口調がたどたどしいものからガチ学者になっていく過程がほんとおもしろい。
    知能が上がると、今までは気づかずにいれた周囲の嫌な態度とか自分の立ち位置とかわかってくのが切ない。
    恋もするけどねずみのアルジャーノンが一時賢くなったけどどんどんもうスピードで知性が下がってきて最後死んでしまうのを見て自分の運命を悟るのがえげつなく切ない。
    どんどん、逆に知性が下がってくのも描写がうまい。
    実話かと思ってました。
    この人のお話こういう人間の脳に起きた奇跡みたいの多いですがこの話とビリーミリガンが有名ですね。
    いいね
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  • 二度と家には帰りません!

    みりぐらむ/ゆき哉

    シンデレラ系ヒロイン
    ネタバレ
    2025年4月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 実家で親だけでなく双子の妹からも凄惨な目にあわされていたヒロイン。
    シンデレラ系ヒロインは幸せになるまでがかなりきついですね。
    そのぶん種の能力を発芽してからは王様の弟に見初められて極上の扱いを受けてよかったですね。
    広い世界にも飛び出して、病に悩む獣人たちを救ったり、いろんなトラブルを持ち前の能力と気立ての良さで解決していくのが爽快ですね。
    お話もバラエティ豊かで見ていて飽きません。
    しんどかったぶんいっぱい幸せになってほしいヒロインです。
    いいね
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  • 水属性の魔法使い

    久宝忠/ノキト/めばる

    人がいない僻地でうん十年
    ネタバレ
    2025年4月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アニメ化も決まり大人気の本作。
    人間のいない魔大陸みたいなとこで不老でせっせこ水属性を鍛えて世界最高の魔法使いに!
    対照的な赤毛のバディと出会って外に出ていくのがいいですね。
    いろいろ強敵は現れますが、水にかけた決め台詞が楽しい。
    魔法使いのツエー系は見ごたえがあっていい。
    敵には容赦ないのもいい。
    どんどん世界が広がって、彼の実力がいかんなく発揮されテクノが楽しいですね。
    表紙がずっとバディとの二人なのもいい。
    人気でそうですねえ。
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  • チップス先生、さようなら

    ジェイムズ・ヒルトン/白石朗

    読書感想文人気作
    ネタバレ
    2025年4月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 学生時代の読書感想文指定名作の中で群を抜いて短い話なのですごい人気だった本作。
    なんか最後先生死んじゃったな、ということしかほぼ覚えてなかった・・。再チャレンジ。
    でも映画化とかいろいろメディア展開されてきた作品なのでやっぱり名作なんでしょうね。
    チップス先生が、特に奇抜とかずば抜けて感動的に面白いことした面白い先生、というわけではないんですよね。ただいい先生だなあというのは伝わってくる。
    ただ、そんな朴訥とした彼が、恋をして結婚して、幸せになったかと思ったら奥さんは出産のときに胎児と共に死んでしまう。
    先生をやめて、戦争が始まってまた先生をさせられることになったけどいわゆる戦争教育にあらがって。
    特にそのせいで凄惨な目にあうとかはないんですけど、たぶん映画あたりだといろいろドラマチックに描かれてるんだろうなあ。
    一個人と時代、みたいなのが、名作として認定されているのかなあ、と思います。
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  • 罪と罰

    ドストエフスキー/米川正夫

    不思議と記憶に残っているお話
    ネタバレ
    2025年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだ事が無くてもタイトルと作者名がめちゃくちゃ有名で知ってる人も多いかと思います。
    昔名作挑戦フェアをやっていた頃に読みました。
    だいたいこの辺の作品て主人公出てくるまでがめちゃくちゃ長くて、時代背景から、登場人物からまったく知らないので地名なんだか人名なんだかとわからなすぎて修行て感じのが多いんですが、そこを越えるとけっこうぐいぐい引き込まれたりします。
    研究してる人がたくさんいるような思想性の深い本作ですが凡人が読んだ感想は凄い考えすぎな貧乏学生の犯した殺人事件だなと。陰キャを極めすぎた貧乏学生が真面目に思想をこじらせすぎて、家賃を高めにとってるくらいな老婆を殺して見られちゃったその人の家族も殺しちゃって、いろいろ自分の思想と罪に苦しむうちに、貧乏で身売りしてるピュアな女の子と恋して、最後捕まって強制労働させられるけどその子の腕の中に辿り着いて安穏を得る、そんな感じです。彼が常に色々考えてる内容とかが、深くて凄い、てことなんだろうなと思います。深読みとか全然できてないんですが、ところどころのシーンはけっこう覚えてるのが名作の不思議な所です。解説動画とか見て時代背景とかいろいろ頭に入れてから読むと入りやすいやも。
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  • クラインの壷

    岡嶋二人

    1989年に出たバーチャルミステリー
    ネタバレ
    2025年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これ、友達が面白いよーって貸してくれたんですよ。
    正直、タイトルが意味不明で壺?なんか、ミステリー??おもしろ…くなさ〇と思いつつも友達が進めるので読んでみたところ、めちゃめちゃハマりました。
    シャンフロみたいな完全に意識を向こうの世界に接続できるバーチャルゲームをする主人公の話です。
    まだそんなゲームは当然なかった1989年刊行。映画ではゲーム、ではなく文明が進んで仮想空間の境目がわからなくなった、みたいなのはあったみたいです。
    サバイバルゲームで、ハマっていくうちに境目がわからなくなっていく。
    うわこれわかんないけど、うわーってなりました。
    冒頭のシーンの意味がわかってうわって感じです。
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  • ハーレムの熱い日々

    吉田ルイ子

    ジャケ買いガチャSSSRの傑作
    ネタバレ
    2025年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初めてジャケ買いした思い出の本です。まさかシーモアにあるとは。嬉しいです。
    今は無くなってしまった六本木の青山ブックセンターのサブカル重視というか選んでる人のセンスと好みが最高だった頃、新刊じゃないのにジャケットを魅せるように飾ってあって、この写真の黒人の少年の瞳に吸い込まれるように買いました。
    まだ黒人が整くんみたいなまんまるアフロで音楽やってたような感じの昭和初期ごろ、大戦後のカオス時代に、小柄で低身長の当時としてはめちゃくちゃ珍しい女性カメラマン、本作のエッセイのご本人がアメリカの、それも超絶危険だったニューヨークのハーレムと呼ばれるスラムで暮らしてた体験が描かれてます。
    テレビでご高齢になった彼女を見たことがありますが人柄の優しさがにじみ出てて神々しかったです。おちゃめな素敵な人だから、一番あらぶってたハーレムの人達に受け入れられたんでしょうね。
    当時のハーレムの黒人たちの熱気とか匂いとか伝わってくるようです。彼女の黒人との交流もほっこりしたり哀しかったり、でも、素敵なのです。彼女が撮った写真も味があって、なんともかっこいいんです。表紙見て気になったらぜひ読んでみてほしいです。
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  • 双頭の蛇

    栗本薫

    映画かドラマになりそうな話
    ネタバレ
    2025年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バイオレンスデカな主人公が架空の地方都市に左遷されて、その街を支配する帝王、美貌の御曹司と、彼が犯したと思われる事件を追っていくような感じのお話でした。
    彼の双子の美青年が、幸薄そうな、明確にBLじゃないけど匂ってくるような感じで、こういう可憐な、ぎゃくされそうなキャラを書くのが本当うまいなと思いました。
    すごい記憶に残ってます。
    セブンのように奥さんがアレされたりとかいろいろバイオレンスな展開もありました。
    今だったら映画かサブスクのドラマになりそうな感じがします。
    ザクロを半分ずつ描いた上下巻の表紙がおしゃれ。
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  • 転生幼女はあきらめない

    カヤ/

    1歳で激闘
    ネタバレ
    2025年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 現代から貴族の娘に転生した幼女ヒロイン。
    7巻くらいまででまだ2歳。
    なのに1歳で誘拐からのさらに襲撃からの救われて高位のイケメンと出会い、とおむつもとれない年齢でダイハード。
    2歳、3歳でも高位の子息のお友達として召し上げられたり、かんしゃくがひどいその子の原因つきとめて株を上げたり、これで十代とかなったらどうなっちゃうんだろうな~と思いつつ面白い世界観を楽しめますね。
    何歳までのお話なのか、頂点のその先へ上り詰めていきそう。
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  • ブラック魔道具師ギルドを追放された私、王宮魔術師として拾われる ~ホワイトな宮廷で、幸せな新生活を始めます!~

    葉月秋水/necomi

    異世界ステップアップ
    ネタバレ
    2025年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 平民の魔術師のヒロインがギルドを追い出されてしまい途方に暮れていたら高位のイケメンから王宮魔術師へまさかのスカウト。
    魔法大好き、プラス努力と気立ての良さで王妃様を助けたり、事件を解決したりで王宮魔術師に無事に就任できた彼女と彼女にぞっこんのハイクラスイケメンとの恋愛模様が楽しいですね。
    難事件は起こりつつも、持ち前の底力で頑張るヒロイン、ビジュアルもけなげでとてもかわいい。
    素敵なお話なのでアニメ化しそうですね。コミカライズも。
    ホワイト宮廷で魔術師として最高位におさまるとか夢が詰まってますね。
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  • むかつくぜ!

    室井滋

    室井滋さん渾身の怒りエピソード
    ネタバレ
    2025年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 恨み節エッセイでこの人のだけは面白いと思いました。
    怒ってても面白いってすごい。
    なんですかね、こんなかわいそうな私を知って、承認して、というかわいそうな私かわいいアピみたいのが一切ないからですかね。
    一人ぐらしヒトコワエピでだいたい出てくるドアスコープのぞかれ事件とか、本当怖いです。
    狭い都内ならではなのか、路駐が多くて困ってたこととか、コミカルな裏に大変なこともたくさんあったんだなあと。
    よむほどに笑えて、好感爆上がりです。
    サバサバしたすごいおもしろい女友達が一人増えるみたいな、感覚になりますのでおすすめです。
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  • 東京バカッ花

    室井滋

    室井滋さんの東京デビュー
    ネタバレ
    2025年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 早稲田大学入学のため、上京して安アパートで暮らしバイト三昧な室井さんの学生時代。
    すごい心に残ってるエピソードは、表札売り。
    東京の高級住宅街を友達と二人で一件一件表札を売りに行く。
    当然全然売れない。くたくたになったころ友達があの家行ってさあ、お茶とか飲ませてほしいね、なんてのこのこいったらすごい優しいおばあちゃんがいて、お茶出してくれて表札買ってくれて。
    でもおばあちゃんの家に表札は飾られることは無かったーー。
    いちいちぷほっと笑っちゃうほっこりエッセイ。
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  • キトキトの魚

    室井滋

    芸能人のエッセイで一番好き
    ネタバレ
    2025年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ みんな大好き室井滋さんのエッセイ本。
    キトキトって北陸のあたりの方言だそうでぴちぴちとかそんな感じ?
    彼女の子供時代のエピソード、おばあちゃんとツインズだった、いつもべったりばあちゃん子で、一緒にいないと生きていけない、だってツインズだから、と謎理論をもってた子供時代、そんな彼女を気遣って、ばあちゃんが肩に入れ歯乗せて腹話術してびびらせてババ卒させた話とか当時腹がよじれるほど笑いましたね。
    ほんと彼女らしいというか。
    上京してきた大学の友達が自由を満喫して「うさぎかうんじゃ~」とか言ってるのもなんかかわいかったですね。
    ゆるゆると室井ワールドでたくさん笑ってほしい。芸能人、特に女性のエッセイで断トツで一番この人のエッセイがコミカルで面白いです。
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