富士見二丁目交響楽団シリーズ
」のレビュー

富士見二丁目交響楽団シリーズ

秋月こお

掲載の雑誌を購読していました。

ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秋月こう先生はこちらがデビュー作だと記憶しています。当時、挿し絵が西炯子先生でファンの私は、西先生が小説ぴったりの人物像を描かれるので、もう楽しい楽しい懐かしい思い出の作品です!
少数派であることの陰りみたいなものと、そんな事は気にしない前向きに意思を持って行くんだというものが混在していた時代だったのかな?と感じます。
人生のいろんなイベントの度にうっかり「卒業」してしまいかねない、小さな世界を守ってきて良かった、その延長線上に今も自分がいるというのは、表現を受ける側でもする側でも必要なことなのだなと改めて感じられる作品です。
秋月先生は、別名義で児童文学賞もとっていらっしゃるので、web検索してみて下さい。
寒冷前線コンダクターは、中身も凄いんだけど読みやすさも凄いので、活字を追いたい方は安心して物語に集中出来ます。
何回かレビューが出来ない仕様になってしまい、書き直しました。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!