平和の国で平和に過ごせるか?





2025年4月30日
かつて戦闘員として育成された子供が死線を潜り抜け祖国日本に帰ってきた。自分を育て上げた組織から命を狙われるも、今の平和な暮らしを守る為に奮起する主人公。とても危険な目に会いながらも、表情を崩すことなくひょうひょうと敵の手をかいくぐって逃げ延びる所にドキドキする読者を尻目に、本人は必死さが表に出てこない。この非日常と日常のギャップの中で見え隠れする主人公の思考もどこか我々とズレていて面白い。しかし、締める所はしっかり締める。絵は好みが分かれるところだけど、とても面白いマガです。

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カヲル さん
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