くまぐらし
」のレビュー

くまぐらし

野田宏/若松卓宏

振り返らなくても奴がいるっ!!

ネタバレ
2025年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻目まで読んだので、感想を書き書き。
「家政婦派遣会社から来ました、リスキーです。住み込み希望です」
取っつきずらさ会社No.1の熊田のマンションに突如出現したリアル!デカイ!熊!その名はリスキー(熊田命名)何処から現れたのか、何故熊田がターゲットなのか。熊なので、動物なので、ファンタジーだけど喋らないから意志疎通が出来ないので、真相が未だ判明しないまま、彼女?彼氏?の傍迷惑な押し掛け女房と熊田の共同生活が強制的に続いていきます。グルーミーはデフォルメしてるのにめちゃ凶悪なのに、リスキーはリアルなのに妻です。落差よ!や、これで凶悪だったらスプラッターでしかないけど。コンビニ店員少女のおかげで熊田とともに読者も熊の生態に詳しくなっていくよ!博識!だんだんあの爪と巨体で家事をしているリスキーに違和感を感じなくなったり、テレビ見るためにちょこんと座ってる姿が可愛く思えてきたり次第に毒されてくるんですが、そのたびにやっぱり熊!と叫びたくなる狂暴さで現実に引き戻されるので寒暖差に風邪を引きそうです。ブルブル。会社の同僚にリスキーの存在を知られたり、段々熊田がほだされてきたりするんですが、マ○コのような格好で買い物に出掛けたりとまだまだ生態が分からないことばかり。リスキーの全てを理解するのは遥か先のようです。ミステリアス。引き続き読んでいきたいと思います。
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