ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)
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ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)

朝霧あさき/セレン

物語好きには?の作品。読者を選ぶ物語。

ネタバレ
2025年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語重視派としては、この物語には疑問に感じる設定が幾つかあります。その二大謎設定が、、、
[ヒロインが男性に変身する必要があるの?](BL狙いね!)
[婚姻はできても、何故それ以上の行為が17歳まで禁止なの?](同衾して甘々言葉遊び、、お子様恋愛ゴッコ?)
 私見では、制作者側がこれを〈この物語の推し設定〉にしているように思えます。ですから、この設定を受容出来ない方にはこの物語は合わないと思います。
 また、ヒロインの幼児的容姿と男性風?言葉使い、女性主導の性行為を想像させるイチャイチャ場面、料理の達人のヒーロー等男女の役割分担を逆転させていますが、、、それを面白いと思えるか思えないかは読者の感性次第でしょう。
 私はいつもながら、ツンツンしていたヒーローが一瞬?で人形姫に[即恋落ち]するのが、、唐突感Maxでした。(これ程、突飛な設定をてんこ盛りしておきながら、ヒーローが頬を染めてヒロインに恋落ちして甘えるのが、、速過ぎ!、苦笑、唖然!)

 ただ、どんな斬新な設定を盛り込んでも、それを表現する画力が無ければ【イタイ物語】になってしまいます。画力は本物。この物語を活かしてるのは物語設定ではなく、画力です。
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