夜明けの唄【単行本版】
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夜明けの唄【単行本版】

ユノイチカ

衝撃の6巻

ネタバレ
2025年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻から序盤の方は割と「ファンタジー好き〜エルヴァ様美しい〜アルト可愛い〜」って感じで読んでたけど途中、島の外の世界のことが分かったあたりからかな?物語がどんどん深くなって行き、「抜け落ちた記憶」は頭を殴られたような衝撃を受けた。すごい嫌悪感。同じ覡であるミカやエルヴァ様の苦しみを思うと胸が痛む。そしてミカの最期もなかなかの衝撃。これを描き切った作者様もすごいし、掲載許可が出たのもすごいなと思ってしまうくらい個人的にはかなり重く感じた。子どもへの性犯罪(直接の描写はないが)や暴力描写があるので地雷の人はお気をつけて。これって実際に今もどこかで起こっていることだと思うしすごく考えさせられる、、、いや本当に作者様すごい。話は戻るがエルヴァ様の気持ちを思うと胸がはち切れそうに痛んだ。そしてアルト…よかったね🥲お互いがお互いを想う姿に感動。そして涙。アルトのお父さんの話でまた涙。やっぱエルヴァ様、強くて美しくてすごい。最後はまた気になるところで次巻へ。シーモアのオマケが可愛くて救われた。笑
ファンタジーでもあり、現実的で色々と考えさせられるところもあり、しっかりBLでもある。いやほんと、すごい作品です。エルヴァ様とアルトの夜明けまで、しっかりと見届けようと思います。
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