陰キャな僕が双子に愛される理由
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陰キャな僕が双子に愛される理由

三ツ矢凡人

愛が大きいって素晴らしい

ネタバレ
2025年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の受けが天然・不憫な立場から物語が始まる、攻めと受けの関係性は長年のもの、攻めが好きになるきっかけが一目惚れか受けの行動という内容が全て詰め込まれており、すれ違い・勘違いの末に恋人へと発展する流れとなっている。双子の愛が大きすぎることと伝える勢いが強いため、光はなぜ自分を避けていたのに好意を伝えられるのかいつから好きだったのかと疑問がたくさん浮かんでいたが、光なりに考えてたじたじになりながらも自分と二人の気持ちと向き合い、疑問を紐解いていく姿がなんとも可愛らしい…
母性が溢れるじゃないか!双子が光に惚れた過去が描かれており、お互いに光への愛が大きいが故に二人だけの光と接する際の約束事を決めるも全て裏目に出る。光は二人だけの約束を知らないため、急に自身に対してよそよそしくされたら、光も勘違いしちゃうよね。こういう強い想いだからこそ思考が偏ってしまう高校生らしい悩みがいいアクセントと言える。
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