王太子様、私今度こそあなたに殺されたくないんです! ~聖女に嵌められた貧乏令嬢、二度目は串刺し回避します!~
おしばなお/岡達英茉/先崎真琴
このレビューはネタバレを含みます▼
王太子の婚約者だったヒロインは聖女に陥れられ、王太子に刺されて前世を終える。巻き戻ったヒロインは全力で前世ルートを回避しようとするも、前世で聖女と共にヒロインを敵視してきたギディオンが、今世でやたら優しくかまってきてーーというストーリー。
ヒロインは前世ルートを回避できるのか、なぜギディオンはヒロインに構うのか、王太子はどうなったか、聖女はーー?と1巻導入から気になるところだらけで引き込まれ、最新巻まで一気読みしてしまった。
3巻くらいまではギディオンを敵視するヒロインと、ヒロインにかまいたいギディオンの学園編。4巻くらいからギディオンの真相が徐々に解き明かされ、5巻から真相に気づき始めたヒロインの心が一気にギディオンに近づきます。と同時に王太子と聖女が登場して、2人の仲は一筋縄ではいかない。
王太子がちょくちょくヒロインに優しいのは、後に何かの伏線なのか?原作未読なので先の展開は全くわからないけど、これは最後まで買っちゃいそう。聖女のザマァ展開は入れて欲しいな。絵的にヒロインがあんまり可愛いとは思えないのが残念だけど(笑)、ストーリーは好きです。
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