このレビューはネタバレを含みます▼
家族を殺した親友を追うために自ら殺人を犯し流刑地に流されてみたら、島では父親が生前関与していた人体改造実験(意思なき「仕事夫」生産)が国の一部主導(大国に売る目的)で行われていたので、その企みを挫き幽閉された少女(詳細不明)も救いました終わり。
荒唐無稽と表現するのもためらわれるほど、設定が尻切れとんぼかつガバガバ。風刺というわけでもない。井上雄彦風味の、息遣い伝わる荒々しい絵柄との乖離で余計そう感じるのかも。がっかりが3巻分で済んでよかったというのが本音。1巻あたりは何やらそそるのもまた、罪深い作品。