吸血鬼と愉快な仲間たち
」のレビュー

吸血鬼と愉快な仲間たち

羅川真里茂/木原音瀬

面白くてビックリ。広告してくれて嬉しい

ネタバレ
2025年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻は2016年に配信開始なんですね。もう10年近く前。キャンペーンしてくれてよかった〜。知れて嬉しい。
ビックリするくらい面白かった。
やっぱりお話作りが上手な小説家さんと絵の上手い漫画家さんが組むのはいいですね〜。面白みが深い。
主人公で中途半端な吸血鬼のアルは、作中にもある通り悪くいうと "人間的におバカ" 。でも"底抜けにピュアないい子"なので彼の行動にホッコリする。
2巻で、アルが役に立ちたくて良かれと頑張ったところ、殺人犯に酷い目に遭わされるシーンはかわいそうで痛くて見ていられなかった。(泣) アルの素直でまっすぐな良さが際立つ回だけど、描写が結構リアルで正直私は辛いものがあった。残忍な絵が苦手な方はちょっと注意かも。
あと、このお話はソフトBLらしい。私はBLが苦手で、えっ?そこでそんな関係生まれる? みたいな強引な流れが苦手なのだけど、アルがアメリカ人なのと、懐っこい性格なのでスキンシップが自然なのがいい。
それと、コウモリのときのかわいさったら、マジ癒される。アルの影響で、相棒てき存在の無愛想・人付き合い苦手な暁が不器用ながら元々のやさしさが見えるようなるのがニヤリとする。
タイプは警察官のおともだち。
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