鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス





2025年5月28日
攻めは家康のような忍耐強さがあり慈愛に満ちて格好良く、受けは小心者ながらここぞという大場面は絶対外さない芯の強さがあり、研究者気質で一生懸命で、2人ともを応援したくなる全体的に温かいお話でした。しかし戦乱の世で情勢は緊迫しており、山場は手に汗握ります。先生の表現力が抜群で、口を開く人全員が際立っていて印象的なシーンはまるで映画のように頭の中で想像できました。読んでいる方まで身体がビリビリとして、ありきたりですが、かっこいい、凄い、と惚れ惚れしました。2人の関係性の変化から、2人が周りに及ぼす変化に変わり、最後は…(ハッピーエンドです、ご安心を)!沢山の人に読んでほしいです。

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まる さん
(女性/40代) 総レビュー数:250件