このレビューはネタバレを含みます▼
短編作品を探していて偶々この作品に出会うことが出来たのはかなりラッキーでした。
陸上をしているDKとリーマンが雨の日の図書館で出会う。
雨の日が続く中、逢瀬を重ねる二人。どんどんDKにのめり込むリーマン。
そんなある日、女子と話すDKを見かけ終わったと切ない涙を流すリーマンだったが、、、。
図書館で出会った二人が掛け替えのない存在になるまでが短い作品とは思えない程の読み応えで描かれていて、ラスト前の展開に涙を誘われながらも納得のラストとなり深い余韻も味わえました。
紡がれた言葉もとても素敵で流石の朔ヒロ先生の作品でした。