このレビューはネタバレを含みます▼
人間嫌いの竜のアダンと人の中でものけものなヨナーク。
理由が理由なだけに、条件で竜の番になるのですが、はじめこそ愛や恋といったこともなく体をつなげる二人。
しかし、お互いの過去や人柄を知るにたる時間を過ごすうちに、お互いを愛おしく思うところがいいです。
アダンのぶっきらぼうなのに、優しい気遣い、不器用加減がいいです。
涙流すところも、ぐっときます。
ヨナークもイルゼーに対する気持ちは違うけど、幸せを願う気持ちがあって、そのたびにアダンが嫉妬しるのですが、
それを受け止めるやさしさがいいです。
アダンの弟ルキウスの過去や兄弟関係なども楽しくよませてもらいました。
竜や異種族、ガチムチが好きならば、楽しめる作品です。できれば続きでたらいいなと思います。