【単話版】世界を救った最強勇者にストーカーされる村娘の話
潮里潤
このレビューはネタバレを含みます▼
絵柄が好み。人ビジュ良し、魔物良し、亜人系も完備。
魔物は大体サクサクやられるので格好良くデザインされてます。デフォルメしきったぬいぐるみのようなビジュが苦手な方には朗報です。
内容は世界を救った勇者が世俗に疲れて田舎に来たら素朴な村娘に心を癒されて執着する感じです。
キャーユウシャサマーでは終わるので、観察眼の良い村娘が勇者のハリボテに騙されずに違和感を感じてしまったのが運の尽き。
外堀埋められる前に旅に出るけど、どっちにしても世界最強の何でも勇者なので逃げられず、でもモラトリアムでのんびりストーカーしてる感じです。
勇者側の設定がポロポロ出てきてまして(9巻時点)、勇者が何故病んだのか、人間世界はやはり醜い。魔王の気持ち解っちゃった。勇者の初恋(好みはちゃんと言ってました)。出てこないと思ったらお前だったんかい。勇者のハリボテ剥げてきました。という感じです。
終わりは悲劇になると予言する怪しげなユニコ娘、謎の加護、おっちゃんを料理で魅了する村娘(料理才能ss)とまだまだ楽しそうな流れは続きます。
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