バラ色の聖戦
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バラ色の聖戦

こやまゆかり

素晴らしいです

ネタバレ
2025年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 30代子持ち主婦です。同じような境遇故に共感することも多々あり、たくさん勇気をもらいます。この作品の素晴らしいところは、単なる主人公のサクセスストーリーのみに焦点をあてるのでなく、真琴の大きな障害となっていた敦司や紗良にも、それぞれの価値観や生い立ちがあって、そこも丁寧に描写されてるからこそ、登場人物がただの悪役に留まらず、それぞれの人間らしさが表されていて、話を深めていることだと思います。
真琴にも敦司にもそれぞれの価値観があり、ただただ合わなかっただけ。決別して終わりでなく、最後に少し歩み寄れたことも良かったです。
主婦がモデルなんて無理だと、一番身近な夫を始め、周りからもそう一蹴されていたのに、最終的にトップモデルの紗良との決定的に差をつけたのが、真琴自身が愛情を深く受けて育ち、自分自身も主婦として愛情深く家族と向き合い子どもを育てていたこと。他を蹴落としててでもトップに這い上がる根性の持ち主の紗良ももちろんすごいと思うし、結果に繋がっていることもあると思う。だけど、人間性が最終的に2人の大きな違いだったし、周りからの信頼や評価に繋がった。大好きな場面はいろいろあるけど、紗良との最終決戦といえるステージで、その差を見事に表現されていたところが特に心が震えました。
真っ直ぐな真琴が壁にぶつかる度に乗り換え、成長していく姿にたくさん励まされ、刺激をもらえました。こんな母親をもって、愛理も裕ちゃんも幸せだと思います。
大好きな作品です。
あ、ドラマを最近拝見しましたが、こちらもとても良かったです。真琴、紗良、まどか社長のキャスティングが素晴らしかったです!!
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