このレビューはネタバレを含みます▼
別でも読んでいたのですが、書籍版でぶっ通しで読んだので改めてレビューします!
表に出る言葉と脳内とのギャップがすごい主人公。表情筋も若干死んでいる模様。口調が特徴的なのでちょっと最初慣れませんでしたが、本人は一生懸命なんだなって思ったら可愛く思えました。のちのち主人公がそんなふうに自己評価が低いどころか異常にマイナスで人の好意に病的に鈍感なのは理由が判明するのですが…。タクミくんは異世界で二人に愛されて本当によかったなって思います。元の世界でタクミくんがいなくなったお兄さんは精神崩壊してそうですね。家庭も崩壊してそう…。
タクミくんは本当よく一目惚れされていますが、元の世界でもそうだったんでしょうね。本人が知らないだけで。
それから通して読んでみるとガゼルの方にタクミくんからキスしてる回数多い?ような気がしてフェリクスにもしてあげてね…って思いました。ガゼルに比べて初恋なだけあってフェリクスの方がこううまく立ち回れてないからですかね…。最後まで話聞かないでえっちに持ち込むのよくないぞ。がんばれフェリクス!!3人が幸せそうで本当によかったです。
良くも悪くも「すれ違い/勘違い」が物語のキーになっていています。シリアス系冒険RPGゲームをタクミくんが乙女ゲーハーレムエンドに意図せず変えたと別な方が書いてましたが、ほんとそうだなと思いました笑
結構な目に遭ってるのに前向きに一生懸命な主人公がみんなに愛されていて、とても満たされるお話でした!!
コミカライズもされています。そちらもおすすめです!
4巻で終わりだと思うのですが、もう少しだけその後の3人や周りのみんなの話も知りたいとすごく思っています!
結婚パーティどんなだったんでしょうね。タクミに恋してた人たちは…。