アオハル・ワンスモア【単行本版】
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アオハル・ワンスモア【単行本版】

宮田トヲル

溺愛寛容健気受という新しいジャンル開拓

ネタバレ
2025年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの隼人視点で始まりますが…目線で追って、仲良くなるのが嬉しくて、毎日0距離に居て、キスして、何かあげたくて…
離れて好きでもない女抱いた後恋に気づくって…えッ⁉今ッ⁉おッッッッッッそ‼
大型ワンコ…ワンコとは…?まぁタイプ的にはワンコです。でも彼に名前をつけるならヘタレではなくて?
“いつか終わるような関係に当て嵌めたくない”って、それを“特別”というのでは?おいおい友人よ。助言してやれよ…
無自覚にも程があるというか、ここまできたら無頓着だよ…ヘタレすぎる…
でも自覚して再会した後の昔を取り戻す勢いで頑張る姿は青春の全力の気持ちのままで、めちゃくちゃ大好き~って気持ちが随所に読み取れてキュンキュンした!
最後はこのしまらなさが癖になった不思議な中毒性のある攻め☆
受けの律は隼人が恋にしたくないって言ったのを知ってるから自分の気持ちに蓋をしてて辛ッ‼手出されて『ごめん』謝られて辛ッ‼ってなるのに、表情一つ変えずにちゃんと笑顔で側に居て友達やってて…って、はぁぁ⁉こんなん好きにならない方が無理ッッッ‼
こんだけ同じ人を思うって執着ではってなるんだけど、恋として先に進む事を諦めてるから執着ではなく全ての事柄や現状を寛容に受け止めてるんだよね
なのに自分は隼人が好きだから、それ以外の人と先に進む気にならずに付き合ってもずっと処女のままで…大号泣
もうなんだこのすっげぇ可愛い受けはッ!可愛すぎんだろうが!!泣怒
え~もう2025年も上半期終わるっつうのに、こんな可愛い溺愛寛容一途健気受けが存在してたなんてマヂ盲点。
処女で居た事がkiseki…it's a miracle…
もうさぁ~トヲル先生はキュンと切ないが絶妙‼2人で居る場面は可愛いの嵐なのに、どちらの立場でも切ない。一番切ないのが律の恋愛対象が同性って知らされた時の“なんで今なんだろう”って隼人のやるせない気持ち…青春ってキラキラ眩しい記憶だけじゃない後悔してる事もある…それをちゃんと“後悔”だって分かってるから行動に移すって所がさ~(T^T)キュンキュンと切なさが絶妙!
初恋が思い出のままにならなくて良かった☆
これから一緒に過ごしてく中で律がアナニーしていた事実をいつまでも隼人が自分がやりたかったって言ったり、なんだったら他の場所の開発は自分が!って嫉妬や独占欲丸出しにして欲しい(*ov.v)o
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