このレビューはネタバレを含みます▼
表紙で黒髪男前受けの香りを感じとり購入。しかし読み進めてみると、受けがなんか思ってたんと違う。この見た目(ツーブロ三白眼)なら寡黙男前キャラかなと思っていましたが、表情がコロコロ変わるし、よく喋る。
エロシーンは特濃で数も多いのですが、受けと攻めの素性が明かされないまましばらく話が進むので、「いや、誰×誰なん…!?」とモヤモヤしました。レッドダイヤって何?このご時世に宝石を盗む怪盗…!?しかも受けは有能なのかと思ったら、すぐ見つかるし、ポンコツ???この人たち、何がしたいん??と思いつつ、なんとか25話まで読むと、ようやく「あーそういうことね…」と背景が見えてきます。
攻めは愛に飢えていて、受けに依存しています。この見た目で、中身は子供っぽいところが良い。攻めが幼少期に大好きだったお父さんが、若干受けに似ているのがキュンとしました。
攻めと受けは割と両想いというかラブラブなのですが、受けは攻めのお宝を狙っているので、攻めに隠し事をし続けます。
攻めは受けに何か裏があるのは気づいていますが、受けが隙だらけでポンコツだし、根は良いやつそうだから、泳がしておいても大丈夫だろう…みたいな感じで許しています。そして悪事を見つけるとおしおきセッに利用します。
攻めが寝てる間に受けが悪事を働くのですが、なぜか音を出して動画を見て、攻めに見つかるし、他にも敵のアジト付近をウロウロして捕まって暴行されるし、マジでポンコツすぎて若干イライラしますが、ドジでおっちょこちょい⭐︎なアイドル怪盗だと思えば可愛く思えます。
今後も攻めに溺愛されてお仕置きされたり許されたりして欲しい。連載が楽しみです。