目眩
」のレビュー

目眩

谷崎泉/藤咲なおみ

読む人は選ぶかもだけどすごく好き

ネタバレ
2025年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【ネタバレ及び独り言】

好みは分かれる作品だとは思いますが古き良きBL小説の展開だなぁと懐かしく読んでました
同人から始まった…とのあとがきに深く納得したのもこんなハチャメチャ展開だからです

古の作品にはヤクザに売られる話や囲われる攫われる話が多かったですね
この作品の良さは光一が遠峯から逃げたくて何回寝ても好意が芽生えてなかったところですかね
全方向に好かれる絶世の美貌なんてのはBLにはありがち設定でそこに違和感やモヤモヤがある方は読まない方がいいなと

まさかな展開の連続でリアル感ゼロで細かい事を気にしてたら読めない作品だけどどこに終着するのか気になって気になって読まされたらそれはもう先生の勝ちですよ(笑)まんまと読まされましたよ!

1巻のどこまでも逃げる光一も好きだったけど2巻の終盤から気持ちの変化というか気づきからの行動、そして7年後の再会のシーンすごく好き
だって2人とも最初とキャラ変しすぎじゃない!?矢沢さんまですっかりいい人オーラになっちゃってぐるっと1周まわってこれってこんないい話だったっけ?って思ったのはわたしだけじゃないと思う(笑)あんなに目眩したのにどこいった!?
三崎さん元気かなぁ
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