悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 【連載版】
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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 【連載版】

白梅ナズナ/まきぶろ/紫真依

愛読書になりました

ネタバレ
2025年6月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 転生悪役令嬢者はたくさんあって、まずは婚約破棄されるところや断罪されるところからスタートし、そこからの逆転劇を楽しむのがパターン。
これもそのひとつでしょう。。くらいの気持ちで読み始めました。
最初は絵がとても綺麗で好みだったので惹かれましたが話も面白い。
身体を取り戻したレミリアのなんと狡猾なこと。
この場合、狡猾は褒め言葉です。
偽物ピナの汚く稚拙な策略に比べてレミリアの洗練されたソレは読んでいて痛快でした。
ただの復讐逆転劇ではなく、登場人物の1人1人の感情の機微も魅力的で、続編が出るまで何度も読み返したりしてました。
エミが出てきてレミリアと本音で話してお互いに愛で満たされる。
今まで「エミのレミリア」を演じていたのがただの本当のレミリアになっていて、それが愛に満ちたレミリアでなんだか安心しました。
強さと知性と冷淡さと、そして愛を知ったレミリアは最強ですね。
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