お金が大好きな平民の私は卑屈貴族と契約結婚して愛し愛されます コミック版
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お金が大好きな平民の私は卑屈貴族と契約結婚して愛し愛されます コミック版

青井さび/ゴルゴンゾーラ三国

わからん

ネタバレ
2025年6月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美醜逆転ものは結構読んでますが、単に価値観的なものならまだわかるんですよ。

でも、勇者の顔立ちと似た塩顔が美形で、魔王と似ているほど醜いという意識になるというのが、正直意味がわからんのですが。例えば数百年昔の稀代の大悪党の肖像画が残ってたとして、その顔にそっくりな人は醜い!って気持ちになるんですかね?
そもそも、ものすごい美形でも醜悪な表情浮かべてたら、とんでもなくおぞましい顔になると思うし、整った顔立ちでなくても、優しい笑顔とかにときめくこともあると思うんですけども。

ディルミックとロディナを蔑んでる奴らの顔の方が、よほど見るに堪えない醜悪さですけどねぇ。

ディルミックの屋敷の使用人も、陰口叩くような輩もいたようだけどそうじゃない人もいて、意外と慕われてる感じがするのは救いですね。

ロディナは前世日本人の記憶がある+母国には差別意識がないからディルミックを醜いと蔑んだりしてないわけだけど、ロディナに出会わないままだったらディルミックの心が壊れてたかもしれないし、そうなる前に2人が出会えて良かったなぁ。

次で完結だそうですが、2人は勿論、2人を取り巻く人たち皆が幸せな結末になることを心底祈ってます。
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