このレビューはネタバレを含みます▼
以前から続きを楽しみにしていて、もう更新されないのかなと思っていたところ、タイミング良く見つけて購入。
個人的にはすごくしっくりくるラストでした。
もちろんラブ要素も強いお話なので慎二とゴンどっちとくっつくのかという楽しみ方もあるでしょうが、
私は凪がどんなふうにこれまでの自分の人生と向き合うのかに注目していたので、資格の勉強に勤しむところとか、お母さんとの関係を見て、良かったなというのが一番でした。
というか、どっちかとくっついたらその方がずっとモヤモヤしそう。
慎二と凪は求める生き方が多分違って、
慎二はイワシの群れに戻りたい(世間から良しとされるもの、多数派に従って生きる)と言っていました。
でも凪は群れからはぐれてもいいと。
この二人、もし復縁してもまたすぐ別れそうです。
ゴンも、こんな言い方はなんですが、
定職につかず、不特定多数の女を抱いて、
これから前を向いて歩いて行こうというアラサーが一番付き合っちゃだめなやつだ笑
いずれにしてもすごく良かったです。
素敵な作品をありがとうございました。