凪のお暇
」のレビュー

凪のお暇

コナリミサト

みんなおもろかった!!!

ネタバレ
2025年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様約9年間お疲れ様でした。
最初から最後までめちゃくちゃ良かったです。
最終巻出たので最初から一気に読み直ししました。
最初のつかみから凪に凄い共感してわかる〜ばっかりでした。
後なんと言っても慎二が可愛すぎる。
最初から最後まで慎二可愛いがたーっぷりでした。
凪を想ってこっそり公衆の面前で爆泣きしてるのいじらしくて好きすぎる。
みんな色んな道に再出発した後もそのままでいてくれててお前は本当に愛いな…。となりました。
自分自身、才能のあるクズ男にしか惚れることが出来ないタチで、生まれて30年で恋愛を切ったのでモロ心当たりしかなく…。
恋愛自体はめちゃくちゃいいものだし、自分以外から貰える刺激ってそこにしかないものでキラキラしてるからすっごく美味しい。
だからこそ沼ったら、自分自身を泥で塗りつぶして周りが見えなくなるんですよね。
何を大事にするべきか考えて躓き、時にはお暇したっていいから次に進んで行こうっていう姿勢が、快活に描かれてて良かったです。
凪と慎二が腹割って話し合えたシーンにすごく安堵しました。
ゴンさんとも。まさかゴンさんが沼るとは思わなかったので、この展開の時ポップコーンを摘む手が止まりませんでした。
慎二が1番好きなキャラでしたが、読み終えて考えるとみーんな面白くて最高でした。
ヒールとして描かれた凪ババ、ママと円ちゃんも実は苦しんでる理由があらよあらよと出てきて現実を打ち砕いていく様にも救われました。
自分も、自分自身の醜さと向き合っていかなきゃいけないなと思いましたね。
どうにもならないことも沢山ありますが、思考をまとめてくれる作品に出会えて良かったです。
沢山のライフハックもありがとうございました!
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