このレビューはネタバレを含みます▼
1巻表紙の切ない表情が気になって読んでみたら…主人公のフィンがめちゃくちゃ可哀想だった。政略結婚だけど自分から歩み寄り旦那様に話しかけていたのに、旦那様はフィンと食事は共にするもののフィンが話しかけても相槌程度の返事をするだけで会話にならないし目を合わせることもしない。よくこんな旦那に3年も笑顔で歩み寄り続けたもんだなぁ…健気すぎて泣けてくる。心も身体も疲れて期待するのをやめ、諦めた途端に旦那様がヤバいとようやく頑張りだすけど旦那様遅すぎですよー！でもまぁ旦那様が動いたことでフィンが『旦那様は私のこと見ていた、見ていたんだ』と歓喜していたので、モヤッともしますが動いてくれたことは良かったと思います。旦那様の気持ちがいつ変化したのかわからないけど両片想いだったってことだよね？この3年間フィンを誤解させたまま悲しませたのを帳消しにできるくらい、フィンを溺愛して幸せにしてあげてほしいな！
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