風の色まで憶えてる
」のレビュー

風の色まで憶えてる

フワッとしてる心地いい読後感

ネタバレ
2025年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結構濃ゆいBLも多く読んでるので、本編読みながら「この穏やかな空気感がいつピリッとするのかな」と内心ドキドキしてましたが、最後まで優しい温度感でした(私の脳内汚れてる…笑)。長男気質なしっかり者の森くん(攻)がずっと男前で惚れそうです。
始まりはバイト先が一緒の同級生枠だったんだけど、徐々に距離が縮まって道音にとっては「落ち着く存在」となった森くん。見た目が美少年な道音は、同性から告白されたり下心で近寄ってきたりと少なからず気を張ることもしばしば。そんな日常の中で、優しい森くんの側は周りの同級生や先輩達とは違い安堵できる場所となります。
森くんは、道音(受)を見た瞬間に「結婚したい」と思うくらい一瞬で虜になったようで…仲良くなりたいと思う気持ちはあれど、周りと違うところは道音が嫌がることを絶対にしないし常に道音ファーストで紳士的なこと。
両思いになってからは溺愛攻めらしく甘い視線と仕草でデレデレになる感じ好きです(今までも十分甘いんですけど)
凄い盛り上がるとかはないですが、さらっと気持ちよく読めるBLだなと思いました。
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