彼方のアストラ 全巻合本版
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彼方のアストラ 全巻合本版

篠原健太

1回目、読んだ時の衝撃は忘れられない。

ネタバレ
2025年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 篠原先生の長期連載3作目、ウィッチウォッチでパンパンにレビューしすぎて、語りすぎてしまいそれに満足していて、「あ、アストラのレビューしてない!」と気づくのが遅くなりした…こちら篠原健太先生の長期連載2作目となります。
こちらもパンパンにレビューしていこうと思います!
1作目のスケットダンス連載中が子供の頃だったのですが、その時からのファンに…その篠原先生が連載終了の約3年後に始めた2作目のアストラがまさかのSF⁉︎
当時も読んでました。驚いた記憶があります。
あの部室でうだうだして1回分が終わるなんてこともあった前作とのギャップ!(もちろんそれだけではないですが、むしろそれが持ち味だったのが前作)
まさか…学校の部室で3人組がおしゃべり→宇宙5012光年の旅をする9人(元々15人にする予定だったとか…え、すごい)という振り幅!
なにより設定がSF!!なかなかのチャレンジ大丈夫かいな、と。
裏話でも、SFでの連載はやはり編集部も渋り、難航した、とありました。けれどそれでも、紆余曲折ありながら連載→無事完結!…心配なんていらなかった!先生も無事に旅を終えてくれた。さすがすぎる!伏線もすべて回収、すっきり終わらせてくれてありがとう!しかも5巻でここまでのクオリティは素晴らしいです。
なんて、満足度のある5巻。それが一つにまとまったのがこの合本版。心から勧めます
篠塚作品の素晴らしさは、画力の高さ、ギャグの面白さとシリアスの塩梅、そして先ほども述べた ちりばめられた伏線→すっきり回収です。
何よりもこの作品は、1回目読んだ時の衝撃ですよ…明かされていく真実に、思わず息を飲み込んでしまう。
仲間との絆や冒険のハラハラ、とんでもない秘密と共にまさかのクローズド・サークル、そしてSF
(ウィッチウォッチ読んでいる人はいいたくなる。この作品まさに「ヤリタイホーダイ」)
でも無理のない詰め込み方、むしろ楽しすぎてどんどん読む手が進みます!当時は次の話を待つしかなかったけれど、今はヨミタイホーダイ!アリガタイ
1回目読んで全てを知った後に読むのも凄く楽しい!「あぁ!ここにも伏線がちりばめられてた」と発見が止まりません。3回目以降も、作中や4コマ漫画の登場人物のやりとりなどが好きで読んでしまいます☺︎
出会えて良かった…
最後に、アストラはアニメも漫画にはないシーンもあっておすすめです!
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