鶴子はまだ四十五だから!
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鶴子はまだ四十五だから!

邑咲奇/COMIC ROOM

まだ45!!!

ネタバレ
2025年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私たちは年齢を意識しながら生きているだろうか。
そんなの当たり前、と誰もが思うだろう。
だが実際はどうだろう。
年齢は記号だし、肉体の衰え、あるいは知識や経験の量を計る指標ともいえる。
なら、心は?
40代に相応しい精神性?になるために、生きなきゃと日々思いながら生きる人はどれほどいるだろう。
私は年齢の記号と精神は分かれていると思う。
この記号を突きつける行為は世間的に悪というか、人の振る舞いとして間違っている、とも言われる。だから、急にそれを意識する暮らしをするなんて、想像するだに怖すぎる。

でもそれを、この漫画は繊細な筆致で、ときにリアルに、ときに優しい、身近な視点で描いてくれています。

45って、まだ、なのか、もう、なのかは、人による。
でもたしかに45って、決まった時には、
私は何を前に戦ったり悩んだりするのだろう。
鶴子と一緒に悩み、考えたいな。
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